お台場にある日本科学未来館で現在開催中の企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」に行ってきました。 タイトルからして、インパクトがありますが、展覧会自体もとても印象深い内容となっていました! すべてのものごとには「終わり」があります。人の一生も、自然も、文明も、そしてこの宇宙でさえも。しかし忙しい毎日、そんなことを考えている余裕はなく、また考えたくもないと思っているかもしれません。 2011年3月11日、未曾有の大地震が起きました。私たちの“今”を支えているものがいかにもろく、あやういものかが如実になったできごとでした。「すべてはいずれ終わる」という必然を踏まえて、人はなにを未来に残すことができるのでしょう。そして生きることへの希望に対し、科学技術にはなにができ、なにができないのでしょう。 終わりを知ったうえで、それでも続いていく“生”への希望を見出していく。それが