やはり宿命のライバルだ。そう感じさせる展開になった。2023年6月の米アップルを追うように、米マイクロソフトの時価総額が1月下旬、終値で3兆ドル(約450兆円)に達した。時価総額が日本一のトヨタ自動車の8倍だ。ともに創業はパソコン黎明(れいめい)期の1970年代半ば。それぞれスティーブ・ジョブズ氏、ビル・ゲイツ氏という55年生まれでクセのある起業家が会社の土台を築いた。アップルはドル箱商品の
![6兆ドルのライバル関係 AppleとMicrosoftが示す効用 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/857af1665954589254e5cb3527c44f51ec317d20/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO4490367021022024000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.3%26fp-y%3D0.31%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3D014c558fc52f73eb91423a5994adc615)
今週も、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生が経営理論を思考の軸にしてイシューを語ります。参考にするのは先生の著書『世界標準の経営理論』。ただし、本連載はこの本がなくても平易に読み通せます。 世界時価総額ランキングで長らく首位を独走していたアップル。しかし2023年以降はマイクロソフトがその差を急速に縮め、1月12日にはついにマイクロソフトがアップルを抜きました。今年はテック業界の勢力図にどんな変化が見られそうか、入山先生が先行きを俯瞰します。 【音声版の試聴はこちら】(再生時間:24分10秒)※クリックすると音声が流れます 2024年、ビッグテックの勢力図はどう変わる? こんにちは、入山章栄です。 「世界株式時価総額ランキング」というものがあります。2023年末時点では、1位がアップル、2位がマイクロソフト、3位がサウジアラビアの石油会社であるサウジアラムコ、4位がグーグルの持ち株会
[11日 ロイター] - 11日の米株式市場でマイクロソフトの株価が上昇し、時価総額でアップルを抜き、首位を奪還した。アップルの時価総額がマイクロソフトを下回るのは2021年以来初めて。 マイクロソフトの株価は午前の取引で一時2%上昇し、時価総額は2兆9030億ドルに達した。生成人工知能(AI)分野での競争で優位に立っていることが好感されている。 一方、アップルは約0.9%安で、時価総額は2兆8710億ドル。 今年に入り、証券会社2社がiPhoneなどアップル製品への需要低迷に懸念を示し、投資判断を引き下げたことを受け、アップルの株価は年初来約3.3%値下がり。一方、マイクロソフトは1.8%上昇している。 DAデイビッドソンのアナリスト、ギル・ルリア氏は「マイクロソフトは急速に成長しており、生成AI革命からより多くの恩恵を受けている。マイクロソフトがアップルを追い抜くのは当然」と述べた。
テクノロジー大手の間で大規模な人員削減策を打ち出す企業が増えている。過去10年間、積極的に投資を拡大し、採用を増やしてきた各社は今、新たな現実に直面しているようだ。 米国を中心とするテック企業のリストラ情報を集計するLayoffs.fyiによると、2022年における人員削減数は合計で約16万人。23年は3月1日時点ですでに約12万人に達している。 米CNBCやロイター通信は、主要企業のリストラ情報を公表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)特需が急速にしぼむ中、各社はレイオフ(一時解雇)を余儀なくされている。今後、世界最大の経済大国で成長が鈍化し続ければ、より多くの人員削減が明らかになる可能性があるという。 以下は、これまでに発表された各社の人員削減策である。 ●米アルファベット(Alphabet):1万2000人 米グーグルは23年1月20日、グループ全体で約1万2000
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