●最初は蛤 月の満ち欠けと潮汐は関係がありますことから、月は水の精と考えられておりまして、 白で丸い蛤(漢語で「蚪蛤」トコウ)が住んでいたと考えられていたそうです。 これは古代中国の原始信仰であるそうです。 楚辞・明治書院・聞一多説より ●次はオタマジャクシ 蛤の古音を2字にしますと蝦蟆(カバ)又は蟾蜍(センジョ)となります。 これで蛤から蝦蟆(オタマジャクシ)又は蟾蜍(ガマガエル)に変身しました。 中国神話の起源・貝塚茂樹著・角川文庫より ●3番目ガマと兎 蟾蜍の当て字として「蟾菟」と書き替えられまして、蟾と菟がともに月に住むようになったようですね。 中国神話の起源・貝塚茂樹著・角川文庫 中国 ●三蔵法師。645年インドから帰る。 仏教美術の月天は、十二天中の月宮殿に住む王で、兎がその使者とされています。 玄奘三蔵の「大唐西域記」に帝釈天の話が出ているので、 帝釈天のお話と月ウサギの語源