AMDは3月3日、かねてから進めてきたAsset Smartに関する取引を完了した、と発表した。平たく言えば、これまで自社で保有してきた半導体製造施設を、アブダビ資本との合弁会社「The Foundry Company」(仮称)に移管したわけだ。この代価としてAMDは7億ドルを受け取ると同時に、半導体設計会社となるAMDにもアブダビ資本1億2,500万ドルが注入される。これによりAMDはThe Foundry Companyの議決権34.2%を持つ株主になると同時に、8億2,500万ドルあまりを受け取ったことで、短期的な運営資金の懸念から解放される。 ●AMDとThe Foundry Companyの先行き 何とも素晴らしい解決策のように見えるが、それはあくまでも全てがうまく行った時の話だ。当面、AMDの最先端CPUはThe Foundry Company以外では製造できないし、The F
「AM3時代」開幕。AMD,AM3パッケージのPhenom II X4/X3を発表 ライター:宮崎真一 日本時間2009年2月9日14:01,AMDはPhenom IIシリーズの新製品として,AM3パッケージを採用したモデル, Phenom II X4 910/2.6GHz Phenom II X4 810/2.6GHz Phenom II X4 805/2.5GHz Phenom II X3 720 Black Edition/2.8GHz Phenom II X3 710/2.6GHz 計5製品を追加した。 AM3パッケージのCPUは,Socket AM2と互換性がある。Socket AM2マザーボードのうち,AM3の対応を謳う製品で利用可能だ AM3は,従来のAM2+と互換性が確保されたCPUパッケージで,ピン数はAM2+の940本から2本少ない938本。メモリコントローラはDDR3
米AMDのトリプルコアプロセッサはまだ世界で登場が待たれている状態だ。 AMDは2007年9月に、3つのコアを持つデスクトップPC向けマイクロプロセッサという独自のコンセプトを打ち出したが、Phenomのこのバージョンをいつ、どこの市場で出荷するかについては口を閉ざしたままだった。 だが、そのトリプルコアプロセッサの一端が明らかになりつつある。AMD広報はメールで、同プロセッサのPCメーカー向け大量出荷が始まったと説明。Dellは第一陣のメーカーとして(最初ではないにしても)、デスクトップPCの「Optiplex 740」にこれを採用するもようだ。 トリプルコアPhenomのスペックについて、AMD広報のジェイク・ウィットマン氏は一切コメントしなかったが、Dellの文書から判断すると、2次キャッシュは1.5Mバイトになるようだ。クアッドコアPhenomの2次キャッシュは2Mバイトだった。D
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