宮下 芳明 (ミヤシタ・ホウメイ) 1976年生まれ。明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科准教授。専門はヒューマンコンピュータインタラクション。人間の表現能力を拡張する研究を通じて「表現の民主化」に取り組んでいる。研究室では、ツィッターから味覚メディアまで、多岐にわたる研究が行われている。ユーザー参加型研究のための学会、ニコニコ学会βの発起人の一人。 ――今回の番組「数理のチカラ、僕らの未来」に参加されて伝えたかったことをお願いします。 宮下 アリストテレスの時代から2000年以上にわたって、数理学はその知見を積み重ねていってそれが、「コンピュータの発明」という形に結実し、私たちの生活を変えました。一般に数学は、役に立たない、古くさい教養のように思われがちですが、本当は逆で、“未来すぎる”んです。 収録で、200年以上未来をいっちゃってる例として、微積分の話をしました。微積分がな
夜中に目が覚めてしまったので、ひさびさに日記的なもの―すなわち結論がない文章を書いてみようと思う。 Tapfameというサービスをご存知だろうか。スマホのアプリ開発者が、「わたしはこのアプリを作りました」と自慢することができるサービスである。 それだけ聞くと「つまらん」と言われそうだ。しかし裏を返せば、Tapfameは「このアプリの作者は誰か?」という質問に答えることができる。有名どころなら、Pandora Radioアプリの中の人が誰かも、Tapfameで明らかになっている。 Tapfameを知ったのは、きょう覗いたイベントで創業者のSJ氏に出会ったからだ。ジョブズと同じあだ名を持つ彼は、「映画には、制作に関わった監督や俳優のデータベースがある。アプリでも、制作に関わった人たちのデータベースがあるべきだ」と語ってくれた。 たしかに、映画データベースの代表格であるimdbは、全米31位のト
NAVERまとめに削除依頼を出した結果についてメモしておきます。 目次 1. 削除依頼対象2. 結果3. ブロガーの皆さんへ3.1. メリット・デメリット・削除依頼の手間を考えて3.2. パッチワークコンテンツ強し3.3. 一部削除では「謎の言及リンク」が残ることにも…3.4. 削除依頼しない方が「まし」?4. まとめ スポンサーリンク 削除依頼対象 削除依頼を出した対象は「【LINE】モンスターズインクの着せ替えが話題になっているから調べた結果・・・ - NAVER まとめ」です。 このページが、「http://did2memo.net/2013/06/22/naver-line-original-unofficial-kisekae-risk/」の文章を複数箇所転載していました。 NAVERまとめのいつもの引用方式で、ちゃんと引用元へのリンクはありましたが、ただ転載しているだけで引用に
ニコニコ学会βでは、これまで4回のシンポジウムを行い、多くの研究者に発表していただきました。 「一度、作品をゆっくり見れる展示会をやりたいね」という要望をいただいてきました。 今回、ニコニコ学会βサマーキャンプ開催に併せ、過去にニコニコ学会βで発表いただいた研究や 作品を実際に見ることができる展示会を横浜・馬車道の「さくらWORKS関内」で開催いたします。 会場では作品の実演やプレゼンテーションも予定されております。 ご来場、そしてご参加をお待ちしております! ※8月21日より世界FABLAB会議「FAB9」が横浜で開かれますが、本イベントはそのプレイベントとなります。 ツイート ■イベント概要 日時: 8月18日(日曜日) 11:00~16:00 入場無料!予約不要。直接会場におこしください! Facebookのイベントページはこちら https://www.facebook.com/e
日本のカジノ進化論:簡単な概要 2016年12月、日本はカジノを合法化する法案を可決し、日本の歴史において極めて重要な一歩を踏み出した。この決定は、単にギャンブル施設を導入することではなく、むしろ観光を刺激し、経済を強化し、国際交流を促進することを目的としていた。 合法化のインパクト成長の触媒 経済繁栄と雇用創出 日本におけるカジノの合法化は、経済活動の火付け役となり、様々な分野に波及効果をもたらしている。国内外の関係者から投資を集めることで、カジノリゾートは経済成長のエンジンとなり、収入源と雇用機会を生み出している。 観光ブーム:世界の観光客を引き寄せる 観光地としての日本の魅力は、カジノの登場によって新たな高みに達した。世界トップクラスのゲーミング施設、豪華な宿泊施設、多様なエンターテインメント・オプションを特徴とするこれらの統合型リゾートは、没入型の体験を求める旅行者の磁石となってい
2013-06-28 インターネットは都市部と地方の格差を縮めたか まずはじめに『ギャルと不思議ちゃん論』などの著作で知られるライターの松谷 創一郎さんの興味深いツイートを引用する。 インターネット以降の地方には住んでないのだけど、最近感じているのは、東京人と地方人との情報格差。ネットというインフラがあるので昔より情報格差は縮小すると想定されるが、逆に相対的には広がっているように感じる。あるいは、情報が分断して流通しているように感じる。— Soichiro MATSUTANI (@TRiCKPuSH) 2013, 6月 28 「インターネットがあれば都市部も地方も関係ない」と言う話はよく言われている。amazon.jpをはじめECは全国どこでも同じ在庫をそろえている。テレビ番組のように「都会では放送されても田舎では放送されない(またはものすごく送れて放送される)」こともない。「東京と同じ」
「ソフトウェアエンジニアの心得」と題した話は、講演として行ったり、技術教育として企業向けに行ってきています。基本的には、拙著『プログラマー”まだまだ”現役続行』に沿っていますが、その中で「一人前になるには10年」ということで話をしています。該当部分を拙著から抜粋したのが次の部分です。 一人前になるには10年 ソフトウェア開発は創造活動であり、創造能力を高めるには、「より良くできないか」という問題意識を常に持ちながら、多くの経験を積んでいくことです。 リチャード・ガブリエルは、「ソフトウェアを書くことは芸術であり、本当にうまくなるには10年を要する」とも述べています。 これは、「10年間ソフトウェア開発を経験した人が一人前である」という意味ではありません。実際の開発現場では、単に10年間を過ごしただけであり、一人前といえる経験・知識にはほど遠い人も多いのです。 デービッド・フーバーとアデワレ
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