石川県能美市のファブリック&環境共生素材メーカー、 小松精練株式会社。 このたび、1968年に建築された旧本社棟が、 このように斬新な外観を持つ、 ファブリック・ラボラトリー「ファーボ」 として生まれ変わりました。 構造とデザインが一本化した、ドレープ状のみごとな建築。 設計を手がけたのは、建築家の隈研吾氏です。 ビルの周りに張り巡らされているのは、 小松精練の新建材「カボコーマ・ストランドロッド」。 全長3万mものロッドが張り巡らされていて、 耐震補強の効果があります。 「カボコーマ・ストランドロッド」は、 先端素材である炭素繊維を芯地に使用したもの。 外層を無機繊維でカバーリングし、 熱可塑性樹脂を含浸させ作製しました。 炭素繊維を建築改修に用いたのは、 ファーボが世界初なのでは?と隈研吾さんもコメントしています。 (写真左から) 小松精練株式会社 代表取締役 池田哲夫 隈研吾建築都市