今日が奈良先端大学内の日本学生支援機構特に優れた業績による返還免除の申請〆切だったようで、ばたばたしていた。 日本学生支援機構というのは昔は日本育英会と呼ばれていた組織で、日本育英会と呼ばれていた時代は、第一種の奨学金の貸与を受けていた人は決められた年限までに常勤の教員や研究員になって一定年数勤務すれば返還が免除される、という制度だったのだが、数年前に大きく制度が変わり、免除職を廃止し、学部生に対する奨学金の返還免除も廃止し、大学院生のみの返還免除を新設した、という次第。そして、返還免除はその人が就いた職業によって決まるというシステムを変更し、在学中の研究業績によって卒業した年のうちに免除かそうでないかが判定される、というシステムになったのである。 この変更自体は自分は歓迎すべき変更のように思う。研究職を目指す人は、将来に渡って(学部生から借りれば1000万円近い)借金の返済額が確定しない