もしかすると正しくは「みんな違ってみんなダメ、雁首揃えて全員ダメ」だったのではないかと思うのだ 同性愛傾向を自覚してからの鬱に転げ落ちた自分は、ある日突然なぜか 「俺はダメ、お前もダメ、あいつもあいつもあいつもみーんなダメ、そしたらもうダメなりにやっていくしかねえな」 と変な方向にスイッチが入り、その勢い(と家族のサポートと薬の力)で社会復帰したのだけど、 標語という形で外の人間に「お前はいいのだ」と肯定され、どうしてもいいとは思えない自分を肯定しなければならなくなる辛さというのは、 正直自分を否定するよりもはるかに辛いことだった 「自分をいいと思えない自分はやっぱりダメなんだ」って ----- 「俺は男同士でしゃぶりあいたい変態」 「お前は絵の中の小さい女の子でシコる変態」 「あいつは平均的で一般的な"正常なセックス"に固執する倒錯した変態」 「じゃあもうしょうがないな! 法には触れてね