茨城県つくば市内で救急車を蹴ったとして、つくば中央署に公務執行妨害容疑で20日に逮捕された同市吾妻、筑波大学講師平山哲治容疑者(54)が、同署の調べに対し、「過去に何度も救急車に乗車中の隊員に文句を言ったことがある」と話していることが31日、わかった。 市消防本部の救急車に乗車中の隊員が男に暴言を浴びせかけられた事案が、2008年から12回あるといい、同署で関連を調べている。 同署によると、平山容疑者は救急車を蹴った動機について、「サイレンがうるさく救急車が気に入らなかった。たまたま近くに停止していたのでやった」と供述しているという。 市消防本部警防課によると、隊員が男に暴言を吐かれたのは、路上や同大構内、病院前。「ばーか、ばーか」などの内容で、記録に残る限りで、08、09年に各2回、13年に1回。今年は7回あった。今年4月のケースでは走行中の救急車の前に男が飛び出して来ていた。 同課では