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ブックマーク / critic5.exblog.jp (4)

  • 広瀬隆『二酸化炭素温暖化説の崩壊』を読む - 原発の熱 | 世に倦む日日

    広瀬隆については従来から毀誉褒貶が甚だしく、そのことが広瀬隆への警戒感や抵抗感となって、著作への接近を躊躇させていた。そういう人は私以外にも結構多くいるに違いない。今回の原発事故が機会となり、私は初めて広瀬隆のを読んだが、一読した感想は、世間一般やネットで言われている評価とは全く異なるもので、印象を新たにさせられた。事故があり、エネルギー問題について否応なく強い関心を持たざるを得ない時期だからという条件もあるが、の内容は面白く、論理と主張に引き込まれ、そのまま最後まで一気に読み切った。正直なところ、私の場合、途中で挫折せず最後まで読み通せるは少ない。柄谷行人も、まず何より読み込めるかどうかだと言っていて、私もその読書論に同感する一人だ。今回、広瀬隆という作家が、これまで市場で人気を博してきた理由がよく納得できた。と同時に、何であのような、荒唐無稽と決めつけられる異端像が定着してきたの

    広瀬隆『二酸化炭素温暖化説の崩壊』を読む - 原発の熱 | 世に倦む日日
    yura_saito
    yura_saito 2011/04/17
    「「死の灰」や「黒い雨」は左翼用語であり、焚書され、辞書から抹殺されるべきイデオロギー言語」何時の間にそんなことに #genpatsu #genpatsuiken
  • 小出裕章の正論と警告 - 知識人の良心と不遇の30年 | 世に倦む日日

    3/25の記事で、原子炉の核分裂がまだ続いているのではないかと疑う見方を書いたが、昨夜(4/5)になって、小出裕章がやはり再臨界の可能性を指摘している。昨日も原発関連で多くの報道があったが、最も注目される情報は、この小出裕章による衝撃のコメントだろう。テレビ報道は小出裕章を決して表に出さないが、われわれと同じく原子力に無知な素人であるマスコミ関係者は、小出裕章の発言に耳を欹てているに違いない。そのうち、欧米の新聞や科学誌に小出裕章が寄稿して福島の事故の始終を解説するようになり、この問題についての世界の論壇をリードするエキスパートになるかもしれない。欧米の市民と報道は、日の政府当局の対応に強い不信と疑念を抱いている。それは、日型統治の一般手法である「知らしむべからず」で情報を隠しているからであり、プレスにブリーフィングして質疑応答する機会が十分でないからである。事故についての情報は、数値

    小出裕章の正論と警告 - 知識人の良心と不遇の30年 | 世に倦む日日
  • 汚染水を海に棄てる必要はなかった - 誰の決断なのか | 世に倦む日日

    放射能汚染水の海中への投棄の問題について、昨日(4/6)、全漁連の会長が東電の社を訪ねて抗議する場面がテレビで報道されていた。この抗議と怒りは当然だが、全漁連は東電だけでなく政府に強く抗議すべきであり、汚染水の海への投棄を誰がどのような判断で了承したのか、その経緯の真相を問い質して責任を追及するべきだ。報道によれば、この件の政府決定について、農水省は事前に何も報されておらず、相談を受けていない。表に出している「経緯」では、4/4の午後3時に東電が放水について保安院に報告をし、20分後の午後3時20分に保安院がそれを了承してマスコミに公表し、午後7時から実行。翌4/5午後4時40分の枝野幸男の会見でそれを追認という経過になっている。枝野幸男はこの問題について自ら切り出さず、記者の質問に答える形で「政府の了承」を認めた。判断の中身については何も言わず、保安院が了承したから政府もそれで了解だと

    汚染水を海に棄てる必要はなかった - 誰の決断なのか | 世に倦む日日
    yura_saito
    yura_saito 2011/04/16
    必要はあったけど、理由がやばすぎて言えないってあたりでは(苦笑)
  • 水と時間で解決する - 吉田昌郎の方法と米国との対決 | 世に倦む日日

    菅直人が、4/13に「避難区域には20年住めないだろう」と発言した件が物議を醸している。政治的には住民感情を逆撫でする失言に違いないが、ここには、政府の客観的な事実認識が示されていると言える。原発事故に関して、官邸には最も正確な情報が集まっているのであり、それに基づいた根拠ある判断だと見てよいだろう。事故収束までどれだけ時間と工数がかかるのか。東電が近く工程表を説明するということだが、われわれが当初に想定していたよりも、はるかに長く重い年月を要する見通しに情勢がなりつつある。4/12に日立が提出した案では、廃炉まで30年かかる計画になっている。私も、ブログの多くの読者の皆様も、廃炉の前に死んでいるか、廃炉を見届けて旅立つ人生になる。計画は5段階に分かれ、(1)冷温停止から核燃料の取り出し、(2原子炉プラントの除染、(3)核廃棄物処理、(4)中期的なプラントの保管、(5)最終的な廃炉措置、と

    水と時間で解決する - 吉田昌郎の方法と米国との対決 | 世に倦む日日
    yura_saito
    yura_saito 2011/04/15
    汚水の緊急放水は素で5・6号機が水没しそうになったからじゃないかとは思うけど、この惨状で宗主国(笑)の米国が乗り込まないほうがおかしいとも思う(自民政権なら早期に乗り込んでたと思われ) #genpatsu #genpatsuiken
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