2018年11月18日のブックマーク (2件)

  • レベルの低い大学に入ってしまったと思ったら

    大学は受け身で授業を受けるところではなく、自分で勉強していくところだ。 実は大学の授業のレベルはどこも低い。 嘘だと思うなら好きな大学に潜り込んで授業を聞いてみるとよい。「こんなものか」と思うだろう。 もし東大に優秀な学生がいるとしたら、彼が優秀なのは「東大の授業を受けたから」ではなく彼自身が自力で勉強したからだ。 あなたのいる大学が東大だろうが偏差値の低い大学だろうが学問を学ぶためにやるべきことはあまりかわらない。 その分野の名著、定番書と呼ばれるものをどんどん読んでいこう。 ただ読むのではなく数年後に自分が研究者側になることを意識して考えながら読もう。 この記述は正しいのか?反例はないのか?全体の論理の流れはどうなっているのか?もっとエレガントに証明できないか? 思考法やテクニック、センスと呼ばれるものを磨いていこう。 東大生に比べて偏差値の低い大学の学生が不利なのはおそらく共に学ぶ人

    レベルの低い大学に入ってしまったと思ったら
    yuri_donovic
    yuri_donovic 2018/11/18
    求めよ、さらば開かれん。という話。どこの大学も教員は大抵「一流大学」を出ているのでそれなりに高度な授業はできる。ただしマスプロ的な学校では教員も忙しく、分かっていても対応が難しいことがある。切ない。
  • 数学は体力だ! - 筑波大学/理工学群数学類/大学院数学学位プログラム

    木村 達雄    数学系教授(当時) 初出: 筑波フォーラム 45, 104-107, 1996年11月 (筑波フォーラム編集室了承済) 1.研究室の様子 私の研究室は代数学,とくに代数幾何学,代数的整数論(及び代数解析学)などの研究をしていますが,特に概均質ベクトル空間の研究者が育っています。 大学院生たちの人数が多いので,上の者は下の者を指導し,同じレベルの者は互いに教え合うという原則でやっています。また頭脳も体の一部という考えから体力をつけるよう注意しています。数学の才能の開き方は人それぞれ実に異なるので,才能とか素質については余り言わず,ねばり強い努力を勧めています。 数学の内容そのものを一般にわかりやすく説明するのは大変難しいので,ここでは研究室で学生や院生を指導する時の考え方のもとになった数学に関する私の経験などを述べてみます。 2. 数学は体力だ(ヴェイユの言葉) 一般に世間

    yuri_donovic
    yuri_donovic 2018/11/18
    「一日数学をやるぞと思ってるようでは,とてもものにならない。数学を考えながら,いつのまにか眠り…目が覚めたときは既に数学の世界に入っていなければならない。…数学は自分の命を削ってやるようなもの」