東京駅の目と鼻の先に本社を構える人材派遣大手のパソナグループ。同社は2020年9月、本社機能の一部を段階的に兵庫県の淡路島へ移転すると発表した。新型コロナウイルス禍でテレワークが急速に浸透し、働き方や働く場所に対する人々の関心が高まっているさなか、パソナの大胆な発表は世間の注目を一身に集めた。 発表から約1年半。21年末時点で約350人の社員が東京や大阪などから淡路島に移った。本社機能の移転前から島で勤務していた社員や移転後に新たに採用した社員などを含め約700人が島で勤務している。近隣地域から通勤している社員もいるが、大半は淡路島に住んでいるという。同社の23年度末に当たる24年5月には1200人程度が淡路島勤務となる見込みだ。 淡路島への移転に当たりパソナは社内で転勤希望者を募集。淡路島で勤務する多くはこれに応募した社員だ。このほか会社が社員に対して淡路島への転勤を打診する場合もあるが
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