学科の最優秀成績者として表彰されたと記憶する学生の、卒業論文が盗用をしていた。濫造された学内雑誌(紀要)の原稿不足もあり、指導教員がぜひにと口説いて掲載した結果、判明した不祥事だった。 私の指導学生ではなかったし、論文審査にも関わっていない。それでも、その学生の真面目さを多少知るところがあったものとして、責任は免れないと思う。あれほどしっかりした若者に対しても、私が一翼を担っていた大学の組織は、一番大切なことを伝えられていなかったのだから。
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