某マテリアル研究会に混ぜて頂いて,活版印刷のワークショップに参加させて頂きました. 活版印刷とは,昔ながらの金属の活字を組み合わせて印刷機にかける印刷方法で,その後写植になり今のDTPへと発展していきました.いまでは活字を作っている所が無く,活字製造をやめる前に100万円分ほど注文した活字が使えなくなったら終わってしまう技術です. 丁度「銀河鉄道の夜」でジョバンニが家計の助けにやっていました. 教えて頂いたのは,はつぼた工芸社の坪田さん. 活字は大きさごとに棚に並べられています.阪神大震災では建物には被害がなかったそうですが,この活字が全て床に落ちてしまい大変だったようです. こちらから一文字ずつ拾ってゆき,並べて文章にします. イラストレーターではボタン一つですむ字間の調整も,このスペーサーを活字の間に挟んで一文字ずつ調整をしていきます. ワークショップでは,各自の名刺を刷って頂きました
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