前回の続きです。 不動産の流動性を上げると不動産屋は儲かるか問題 @yokohamastyleさんは「不動産の流動性を上げて取引の階数を増やせば、仲介手数料を減らしても不動産業界は活発になる」というご意見でした。 それに対して私は「住宅産業のパイが縮小してるから、流動性を上げても不動産屋の取り分は増やせないのではないか」と質問致しました。これはどういうことかというとですね。 国内の総住居費というのは以下のように表しておおむね問題ないでしょう。 人口 × 平均住居費等 このうちの人口については明るい未来が見えないです。住居費はどうでしょうか。 家計調査の長期時系列データ(年)より、「住居費」と「土地家屋借金返済」を抜き出して合計してみました。 平成12年 56570 平成13年 58428 平成14年 57866 平成15年 55412 平成16年 56680 平成17年 54550 平成1