「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(民間憲法臨調)は3日、都内で第16回公開憲法フォーラム「国家のあり方を問う! 憲法改正の早期実現を」を開きました。 シンポジウムで自民党の船田元・憲法改正推進本部長、作家でNHK経営委員の百田尚樹氏、西修駒沢大学名誉教授が発言しました。司会は民間憲法臨調代表の櫻井よしこ氏。 櫻井氏は、「日本全国で9条を守る会とかいろんな憲法改正を阻止する人々が、大変多くの組織を作っている」と「9条の会」の草の根の活動に言及。集団的自衛権の問題をわかりやすく訴える必要があるとしました。 船田氏は、「国民投票法改正を8党が共同提案しており、この枠組みを大事に改憲原案作りを進める」と報告。集団的自衛権の行使について、「9条改正までは相当時間がかかる」として解釈変更を容認しました。 明文改憲の順序について、「できれば9条改正を一番初めにやりたいが、世論がわかれ、国民も国民投票