「こんなアプリがあったらいいのにな…。もしナイなら、自分で作ってみようか。もしかしたらヒットするかも!ヒットしたら起業も夢じゃない!!」――。なんてことを、自分のスマートフォンをいじりながら夢想してみたことはないだろうか。何を隠そう私も何度か経験がある。 スマホユーザーにそう思わせるのには理由がある。 第一は、スマホアプリ制作のハードルが年々下がってきていること。iOSやAndroid向けの基本的な開発ツールキットは無料で公開されており、バリバリの3Dゲームを開発できるゲームエンジンですら、個人は無料で利用できる。プログラミングでちょっと腕に覚えがある人なら、簡単に始められる環境が整ってきているのだ。 第二に、スマホアプリビジネスに関する情報がふんだんにそろってきたことだ。書店に並んでいる開発ノウハウ本、もしくは開発導入サイトなどで情報を仕入れていけば、スマホアプリを開発し、それを世に送り