日本たばこ産業(JT)は30日、2013年の「全国たばこ喫煙者率調査」(5月実施)を発表し、成人男女でたばこを吸う人の割合を示す喫煙者率は、前年比0・2ポイント減の20・9%と18年連続で最低を更新した。 高齢化や健康意識の高まりなどで減少が続いており、喫煙人口の推計は前年比21万人減の2195万人となった。 男女別の喫煙者率は、男性が0・5ポイント減の32・2%と22年連続で減少したのに対し、女性が0・1ポイント増の10・5%と3年ぶりに増加に転じた。 調査は全国の成人約3万2000人を対象に行い、有効回答は1万9630人だった。