2011年も、ついに最後の月となりました。デジタル・エンタテインメントがもっとも活気づく「年末商戦」のシーズンです。 今年はソーシャルゲームの躍進が大きく注目された一年となりました。売行き面でも、「この一定期間で見ると、ソーシャルビジネスが凌駕した」とか、「この企業内の売り上げでは、ソーシャルゲームが家庭用ゲーム機を抜いた」といったデータも出てきました。 しかし、それらのデータに過度に注目しないよう注意してください。1年のトータルで考えれば、ゲームビジネスの主役が家庭用ゲーム機であるのは、まぎれもない事実ですからね。 その最大の理由は、家庭用ゲーム機ビジネスは、年末商戦に売り上げが跳ね上がるからです。これは全世界的にそうであり、北米市場にいたっては、1年の売り上げの半分くらいをホリデーシーズン(秋から年末にかけての時期)にたたき出します。2011年のゲームビジネスの総合的な評価は、この売り
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