コードを混在使用する上でまず必要なことは、互換性のある C コンパイラと C++ コンパイラを使用することです。 たとえば、整数、浮動小数点、ポインタといった基本データ型の定義が同じでなければなりません。 Solaris オペレーティングシステム (Solaris OS) では、C プログラムの ABI (アプリケーションバイナリインタフェース) が定められています。 その中に、基本データ型と関数の呼び出し方法についての情報が含まれています。 Solaris OS 用のコンパイラは、この ABI に従っていなければなりません。 Sun の C コンパイラと C++ コンパイラは、Solaris OS の ABI に従っており、お互いに互換性があります。 通常、サードパーティ製の Solaris OS 用の C コンパイラも、この ABI に従っています。 Sun の C コンパイラと互換性