北海道日高町の観光牧場「日高ケンタッキーファーム」を経営する日高観光開発(磯田憲生社長)が、入場者の減少による経営悪化から牧場を今年いっぱいで閉園させ、解散手続きに入ることが30日、分かった。同日までに開かれた株主総会で決定した。 町などによると、累積赤字は約2億5000万円。飼育している馬の世話をする4人を除き、従業員6人は解雇する。 同ファームは1978年開業。レストランや宿泊施設も備え、ピーク時は約10億円の売り上げがあったが、不況などで来場者は減少。 2003年1月に1度自己破産し、町や地元が出資して設立された同社が経営を引き継いだが、昨年10月−今年9月の売り上げは約1億8000万円に落ち込んでいた。
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