浦和のフォルカー・フィンケ監督(60)が、芝養生のスペシャリストと緊急会談したことが分かった。16日、さいたま市内のクラブハウスに日本協会施設委員の松本栄一氏(53)を招き、約1時間会談。年間を通じて練習場のピッチを良好に保つアドバイスを受けた。近年の浦和は主力選手の相次ぐ故障に苦しんだだけに、本拠地の練習環境を万全の状態に整えたい意向があるとみられる。 就任1年目のフィンケ監督が取り組む「改革」の一環だった。鹿児島・指宿合宿を翌日に控えた慌ただしい中、常駐の芝管理スタッフに松本氏を加えて会談。関係者によると、2面ある練習場の芝の品種や特長、年2回の入れ替え作業などについて説明を受けた同監督は「いい状態に保つために、我々ができることがあれば教えてほしい。状況に応じて練習場所や内容を考えたい」と、今後も協力態勢を強化する考えを示したという。 フィンケ監督が長年指揮を執ったドイツは、寒冷地で使