タグ

この世界の片隅にに関するyutamotyのブックマーク (15)

  • 女優・のん「あまちゃん」からの4年半(前編) | 文春オンライン

    小さな襟の付いたブラウスと足首にまで届くふわりとしたスカートを着て静かに佇むその人は、凜として背が高く、少し背で、黒目勝ちな瞳を持っていた。 私は一枚のポスターを思い出し、胸を高鳴らせていた。海中からウニを手に現れ、水しぶきとともに髪を靡かせて口を大きな半円に開けた絣(かすり)の袢纏(はんてん)をはおった少女のでっかい笑顔。 それと同じ顔が、目の前にある。私は思わず、心の中でこう呟いた。ドラマで彼女の母親役を演じた小泉今日子さんの声に似せて。 お帰りなさい、アキ。 頭の中では午前8時ちょうどに鳴り響いたビッグバンドが演奏するドラマのオープニング曲が聴こえていた。スカ調の軽快な音楽を聴けば見える。黄色いTシャツに白いシャツとジーンズ姿で、紅いリボンの制服姿で、北の海女と書かれた鉢巻きと海女姿で、大きくジャンプするアキが跳ねては消えるあのシーンが。 2016年12月。私の前に現れたNHKの連

    女優・のん「あまちゃん」からの4年半(前編) | 文春オンライン
  • 「この世界の片隅に」ロング版制作へ 追加エピソードも:朝日新聞デジタル

    戦時下の広島・呉を舞台にしたアニメーション映画「この世界の片隅に」(片渕須直監督)のプロデューサー、真木太郎さんが12日、同映画のロングバージョンを制作することを明らかにした。詳細は明らかにしていないが、映画化する際に原作からカットされたエピソードなどを盛り込むとしている。 東京都新宿区の「テアトル新宿」で同日、公開1周年記念の舞台挨拶があり、片渕監督や主役の「すず」を演じた俳優・のんさんらが登壇。その中で真木さんが、「時期は確定していないが、ロングバージョンを皆さんにお見せすることになりました」と明らかにすると、会場からは拍手が湧いた。 発売中のブルーレイなどに収録されている編は129分。ロングバージョンの作画や声の録音などは、今後行うという。公開時期などは現段階では未定。真木さんは取材に、「今の作品とは、また違うすずさんの世界をお見せできると思います。期待してください」と語った。 「

    「この世界の片隅に」ロング版制作へ 追加エピソードも:朝日新聞デジタル
  • 「この世界の片隅に」監督 終戦の日に戦争への思い語る | NHKニュース

    広島や呉を舞台に戦時中の日常を丁寧に描いたアニメーション映画「この世界の片隅に」が今月に入って各地の映画館で再上映され、終戦の日の15日は片渕須直監督が埼玉県内の映画館を訪れて戦争に対する思いを語りました。 映画は去年11月に上映が始まりましたが、配給元の東京テアトルによりますと、戦争について知るきっかけにしようと、すでに上映を終えた映画館でも再上映の動きが見られ、今月は全国のおよそ50の映画館で上映が行われたり決まったりしているということです。 今月12日から再上映を始めた埼玉県川越市の映画館では終戦の日に合わせて片渕須直監督が上映後に舞台あいさつをしました。 片渕監督は「広島では特に8月に入ってから大きな空襲が続き、亡くなった人がたくさんいた。そのように追い詰められ、締めつけられるような日々が8月15日で終わった」と話したうえで「15日という日はただの終戦の日ではなく、そういう日々の末

  • 片隅からの大逆転劇~Twitter・異例の新聞記事・地方の劇場で高齢者にも届いた (1/4)

    〈前編はこちら〉 親子三代で鑑賞する光景も。高齢者にまで届いた理由は? 映画のヒットの仕方に変化が起きている。かつては映画のヒットには、宣伝と映画館というリソースを大規模に展開することが不可欠だった。ところが、近年は、口コミで徐々に評判が広がり、それに応じて上映規模を拡大しロングラン上映になっていくケースも多い。『ガールズ&パンツァー 劇場版』『KING OF PRISM by PrettyRhythm』『聲の形』など、アニメジャンルにおいては特に顕著だ。提供側があらかじめ充分なリソースを用意するのが“トップダウン型”だとすれば、観客側からの反応で徐々に拡大していくのは“ボトムアップ型”だと言える。 『この世界の片隅に』も、観客からの発信が顕著だ。プロジェクトは監督と数十名のファンから始まり、上映館数も63館というスタートだった。 それがなぜ上映館数累計300館超、観客動員はおよそ200万

    片隅からの大逆転劇~Twitter・異例の新聞記事・地方の劇場で高齢者にも届いた (1/4)
  • 片渕監督「この映画は、すずさんが案内人のテーマパーク」 (1/5)

    クラウドファンディングでの資金集めから 興行収入25億円超・観客動員約200万人の大ヒット作へ 映画『この世界の片隅に』の勢いが続いている。2016年11月に劇場公開して以来、約200万人がこの映画を観たことになる。口コミの評判から、第90回キネマ旬報ベスト・テン 日映画第一位、第40回日アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞など数多くの映画賞受賞にもつながった。 人々を惹きつけてやまない魅力の1つが緻密な絵作り。「すずさんが生きている世界を忠実に再現したい」と語る片渕須直監督。実際に“時代を再現する”ためには、どのような調査が必要で、それはフィルムに対していかなる効果をもたらすのだろうか? 今回は、片渕監督に設定についてのお話を詳しく伺うため、アニメ等の設定考証を務める白土晴一氏にもご同席いただいた。 片渕須直監督:プロフィール アニメーション映画監督。1960年生まれ。日大芸術学

    片渕監督「この映画は、すずさんが案内人のテーマパーク」 (1/5)
  • 空襲体験、すずさん世代が「片隅」を見て感じたこと:朝日新聞デジタル

    映画「この世界の片隅に」がロングランを続けている。戦時下、広島・呉に嫁いだ主人公北條すずとその家族の暮らし、それを引き裂く戦争を丹念に描いたアニメだ。市街地の約8割が焼失し、1486人が亡くなった長岡空襲を生き抜いた“リアルすずさん”ともいえる、金子登美さん(83)、山田文さん(88)の2人に映画から感じたことや、当時の長岡のことを語ってもらった。 ――2人とも何度もうなずきながら見ていました。 金子 驚きました。あのころの生活そのもので、文句をつけるところが全くない。映画を作った人は若い人だろうに。 山田 アニメは子どもが見るものと思っていたけど、大人の映画でした。それどころか、私たちぐらいの年齢じゃないと分からないことが多いと思う。 金子 服とかべ物とか。 山田 すずさんは私の2学年上で姉と同級生です。胸に縫い付けていた布の名札には、けがした場合、すぐに輸血できるよう血液型が書いてあ

    空襲体験、すずさん世代が「片隅」を見て感じたこと:朝日新聞デジタル
  • 「この世界の片隅に」あれ?完成版と違う…客指摘で発覚:朝日新聞デジタル

    ヒット中のアニメ映画「この世界の片隅に」(片渕須直監督)を上映している青森市の映画館で、配給元の手違いのため、約1カ月半にわたって最終完成前のバージョンが上映されていたことがわかった。完成版との違いは背景の一部や色合いの違いなど。別の映画館などで何度も鑑賞したファンが気付いたという。 最終完成前のバージョンは、青森市古川1丁目の映画館「シネマディクト」で、昨年12月30日から今年2月14日まで上映されていた。ストーリーはほとんど変わらないが、完成版の背景に描かれている鳥や花の絵がなかったり、エンドロールに流れる絵の数が異なっていたりしたという。 配給元の東京テアトルなどによると、昨年12月17日の上映開始後、音声の不具合があったため、スペアに交換したつもりだったが、それが最終完成前のバージョンだった。繰り返し鑑賞したというファンが別の映画館との違いを見つけ、ツイッター上で片渕監督に「違うバ

    「この世界の片隅に」あれ?完成版と違う…客指摘で発覚:朝日新聞デジタル
  • 「この世界の片隅に」北米配給が決定!今夏、劇場公開へ : 映画ニュース - 映画.com

    目指せアカデミー賞(C)こうの史代・双葉社/ 「この世界の片隅に」製作委員会 [映画.com ニュース] 片渕須直監督の長編アニメーション「この世界の片隅に」の北米配給が決定。劇場公開は今夏を予定している。 英語タイトルは「IN THIS CORNER OF THE WORLD」。マルチプラットフォームメディア企業Shout! Factoryが1月31日(現地時間)、米国とカナダでの劇場公開、VOD、デジタル配信、テレビ放映、家庭用プロダクトの権利を獲得したことを発表した。グローバルの配給は、英の配給・製作会社アニマツ・エンタテインメントが手がけている。 作は、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の同名コミックの映画化。第2次世界大戦下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前向きに生きようとするヒロインのすずと、彼女を取り巻く人々の日常を生き生きと描き、

    「この世界の片隅に」北米配給が決定!今夏、劇場公開へ : 映画ニュース - 映画.com
  • 『この世界の片隅に』大ブレークのなぜ(後編)

    前代未聞のヒットを記録している独立系アニメ『この世界の片隅に』がブレークした理由を探る連載の後編(前編はこちら)。クラウドファンディングで多大な支援者の存在が明らかになり、映画業界の空気は一変した。その後、2015年7月にパイロットフィルムが完成し、試写会を開催。出資する企業が続々と名乗りを上げ、映画化の流れが一気に加速していった。 映画館からの上演依頼が続々 ―― クラウドファンディングで資金が集まり、応援団もできた。その他の効果は? 真木: クラウドファンディングでの盛り上がりに真っ先に反応して、問い合わせてきたのが全国各地の映画館でした。東京では渋谷と新宿、地方では広島や大分の映画館。僕は「やった」と思ったね。つまり、映画館というのは、映画を見に来る人に対して商売している流通の最後の人たちじゃない。映画が終わった後にロビーで観客が「面白かったね」と話している様子とか、パンフレットがど

    『この世界の片隅に』大ブレークのなぜ(後編)
  • 『この世界の片隅に』大ブレークのなぜ(前編)

    大手映画会社が製作したさまざまな洋画、邦画が正月映画として全国各地のスクリーンで上映されるなか、ミニシアターでの上映から始まった独立系アニメ作品『この世界の片隅に』が前代未聞のヒットを記録している。2016年11月のスタート時の上映館数は63館だったが、各館が満席になったり立ち見が出たりと、そのあまりの人気ぶりに全国の映画館から上映依頼が殺到。2017年1月上旬には一気に50館が追加され、累計上映館数は約200館と、当初の3倍に急増する。独立系映画がなぜメジャー級のヒットを記録しているのか。ヒットの大きな要因の一つであるクラウドファンディングの活用をどのように成功させたのか。制作を統括し、クラウドファンディングを仕掛けたGENCOの真木太郎プロデューサーに、その全貌を聞いた。 『この世界の片隅に』は太平洋戦争時の軍港だった広島の呉を舞台に、10代の主婦である主人公のすずとその家族が過ごした

    『この世界の片隅に』大ブレークのなぜ(前編)
  • 404 NOT FOUND - MANTANWEB(まんたんウェブ)

    404 NOT FOUND 指定されたページかファイルが見つかりません。 指定されたページかファイルは削除されたか、アドレスが変更された可能性があります。 MANTANWEBトップページへ戻る

  • とんかつQ&A「この世界の片隅に」 | ホームページ作成サービス「グーペ」のキャラクターブログ「とんかつ教室」

    Q. ロースおじさんは『この世界の片隅に』観ました? どうでした? お名前:面科さん A フンッ………………… フハァアア…………………………… ハアッ……………… ……………………………… ………………………… ……………………… フゥゥゥーーーーーー…………… ハァ…ハァ…ハァ… あ、ゴメンゴメン。おじさん、『この世界の片隅に』のこと聞かれたら、肘とつま先で体を支える体勢を3分間維持する「プランクチャレンジ」でやり過ごすことにしとるんよ。というわけで、この脂ぎった吐息がおじさんの「答え」や。さよなら。 ってわけにもいかんよね、やっぱり。でもねえ……正直気が進まないんよ。『この世界の片隅に』についてなんか言おうとするとき、おじさんの眼前に重々しい扉がそびえるんよね。具体的にはキルアの実家の門ね。こじ開けるのにメチャメチャな筋力を消費するし、開ける奴のパワーによって開く扉のサイズがぜんぜん

    とんかつQ&A「この世界の片隅に」 | ホームページ作成サービス「グーペ」のキャラクターブログ「とんかつ教室」
  • スガ シカオ『映画「この世界の片隅に 」、観てきた衝撃。』

    映画「この世界の片隅に 」、観てきた衝撃。 | スガ シカオ オフィシャルブログ コノユビトマレ Powered by Ameba

    スガ シカオ『映画「この世界の片隅に 」、観てきた衝撃。』
  • 「この世界の片隅に」は、一次資料の塊だ

    映画が終わり、館内が明るくなった時、私(松浦)は右隣で観ていた老婦人が暗くなったスクリーンを見つめたまま、拭いもせずにぽろぽろと涙を流し続けているのに気が付いた。左隣は、高校か大学かの姉妹らしき2人組みだったのだが、2人とも手にハンカチを持っていて、時折目元を押さえていた。 私はといえば、(とんでもない傑作をみた)とくらくらする頭を振っていた。あらかたの涙は鼻に流れ、ぐすぐず鼻をすすっていた。 現在ロードショー公開中のアニメーション映画「この世界の片隅に」(監督:片渕須直)である。 泣ける映画だが、泣けるだけの映画ではない。笑える映画だが笑えるだけの映画でもない。ホームドラマだがホームドラマというだけでもない。迫力の戦争映画だが、戦争一辺倒というわけでもない。 その全てだ。 地味と言えば地味な映画ではある。すずという18歳の絵を描くのが好きな女性が広島から呉に嫁ぎ、戦時下を生きる。その昭和

    「この世界の片隅に」は、一次資料の塊だ
  • 【レポート】『この世界の片隅に』公開記念!ネタバレ爆発とことんトーク!@新宿ロフトプラスワン(2016/11/20) - 忘れられた庭の静かな片隅

    (記事公開後、多くの方々よりご指摘・アドバイスを頂戴し、ニュアンスの違いで誤解を与えそうな表現や当方の明らかな誤認識にあたる箇所を修正いたしました。ありがとうございました。2016/11/23) 2016年11月20日(日)に新宿ロフトプラスワンにて開催された「『この世界の片隅に』公開記念!ネタバレ爆発とことんトーク!」の簡易レポートです。 元々はレポートを書くつもりはなく、いつものようにメモ帳を手元に置いて、興味を引いた箇所だけ随時メモっていたのですが、イベント終了後、twitterでその一部を呟いたところ、こちらの想像を遥かに越える反響があり、このトーク・イベントへ寄せるファンの皆さんの関心の高さに驚かされることになりました。 新宿ロフトプラスワンへ下る階段脇にある告知。 以下のレポートは、先にtwitterで紹介した文章を補足した上で再録し、呟けなかった内容も大幅に追加したものです。

    【レポート】『この世界の片隅に』公開記念!ネタバレ爆発とことんトーク!@新宿ロフトプラスワン(2016/11/20) - 忘れられた庭の静かな片隅
  • 1