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ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (6)

  • 「飲み込みが早い人」は何が違うのか - 脱社畜ブログ

    会社で働いていたころに、「技術研修」という研修を数ヶ月受けることになった。この研修はIT系の会社にはよくあるタイプの研修で、コンピュータの構成やインターネットがつながる仕組みあたりの講義からはじまって、プログラミングやデータベースの扱い方を学び、最後は業務に即して作られた課題を提出して終わる。 この研修は、基的には未経験者も経験者も同じように受けることになったので、一応経験者の部類に入る僕には比較的優しいものに思えた。一方で、未経験の人はだいぶ苦労しているようだった。あくまで業務に近い領域までの知識が求められるので、初学者にとってはかなりの「詰め込み教育」だったのだと思う。終盤になるにつれ、消化不良を起こしているであろう人たちが目に見えて増えていった。 そういうこともあって、最後の課題は経験者があっさりと提出し、未経験者は時間を限界までかけた末になんとか提出する、という傾向にあった。ただ

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  • 「風立ちぬ」感想:仕事に生きるということ - 脱社畜ブログ

    宮崎駿監督最新作の「風立ちぬ」を観てきた。 前評判がよかったことと、堀越二郎にもともと強い興味があったことから、鑑賞前の期待値はとんでもない大きさになっていた。こうやってハードルを上げていくと「それほどでもなかったな」とがっかりさせられるパターンが多いのだけど、作はそうやって上げるだけ上げたハードルを悠々と超えるだけの感動を僕にもたらしてくれた。とてもよい映画だった。宮崎駿監督の映画のなかでは、一番好きかもしれない。 僕はもともとジブリ映画の熱心なファンというわけではない。中には劇場まで観に行った作品もあるけれど、ここまで心に響いたものは今までなかった。ただ、子どもの頃にこれを見ても、きっとここまで心に響くことはなかっただろうと思う。今、このタイミングでこの映画を観ることができて、当に幸せだった。 ここからはネタバレが含まれる。 作は、零戦の設計者堀越二郎の生涯と、作家堀辰雄の代表作

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  • 橋下徹の「民間だったら当たり前」は「民間のブラック企業だったら当たり前」 - 脱社畜ブログ

    新年早々、ブラック感溢れるニュースがちょっと話題になっていた。 ランチタイムも今年から橋下流? 庁内放送は音楽中止、意識改革スローガンに http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130101/waf13010111520001-n1.htm 橋下市長の言うところの、「変な音楽」がどんなふうに変なのかは、僕は聞いたことがないのでよくわからないのだが、仮にそれが当に変な音楽だとするならば、流すのを止めたり他の音楽に変えるというのは理解できる。しかし、止めたかわりに意識改革スローガン、もとい洗脳スローガンを流すというのは感心しない。こんなものを流すくらいだったら、どんなに変でも音楽のほうが絶対マシだ。 橋下氏は、前々から事あるごとに「民間だったら当たり前」というフレーズを使って市民の支持を得てきたような気がするが、橋下氏の言う「民間だった

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  • App Storeのレビューに、日本のモンスター消費者の片鱗を見る - 脱社畜ブログ

    のApp Storeのレビューが酷いという話は有名である。例えば、これはとある無料のニュースアプリのレビューだ。 このアプリが頻繁に落ちること自体は事実のようである。しかし、個人開発の無料アプリに「はっ?」とか「ふざけんなよ」とまで軽々しく、何の抵抗もなく書き込める人がこんなに多いのはどうなんだろうか。おまけに、呪詛の言葉以外には何ら情報が書かれていない。どのような環境で落ちたのか書いてくれれば開発者としても対応のしようがあると思うのだが、この手の斬り捨てコメントではクレームに真摯に対応しようにも対応のしようがない。 このアプリはあくまで一例であり、日のApp Storeのレビューは、全体的にこんな感じである。特に、フリーズやクラッシュなどの障害系クレームは凄まじく、たとえ無料アプリであってもレビュー欄は星1の情報量ゼロキレコメントで埋め尽くされる。 一方で、米国のApp Store

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  • 会社は、社員に休暇の理由なんて尋ねるな - 脱社畜ブログ

    あなたが、有給休暇を取得しようとしているとしよう。不思議なことに、日の会社の中には、休暇の理由を書いたり告げたりしないと休暇が取得できないというところもあるようだ。「私用のため」とだけ書いて休暇願を出したら、もっとくわしく書かないと駄目だと言われて突き返されたという酷い話も聞いたことがある。 当然のことなのだが、会社が従業員に休暇の理由を尋ねるのはナンセンスだ。有給で何をしようと、そんなの取得する人の勝手であり、会社にとやかく言われる筋合いはない。休みの日の行動まで会社に知らせなければ休みが取れないというのは、会社による領空侵犯だと僕は感じる。 こういうことをいうと、「上司としては、部下がなぜ休んでいるのかも把握しておく必要がある」とかなんとか、よくわからないことを言う人がいる。部下が休んでいる理由を知らないことで、何か仕事上の不利益が発生することが果たしてあるんだろうか。トラブル時の緊

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  • 「好きなことを仕事にしてるんだから、薄給でも幸せ」という考えがみんなを不幸にする - 脱社畜ブログ

    「名探偵コナン」などの背景画を手がけるアニメ制作会社を相手取り、社員3人が不払いの残業代や慰謝料を求めて裁判中というニュースが話題になっている(東京新聞)。訴えを起こした社員の証言によると、制作会社は残業代の支払いを求めた社員に対して、「アニメ業界に残業代という考え方はない」と言ったそうである。おそろしい話だ。 アニメ業界が、低賃金にもかかわらず信じられないような長時間労働を強いられる過酷な職場であるということは有名だ。収益モデルがほとんどDVDの販売のみに依存しているとか、労働単価の安い海外への依存度が高まっているとか、制作費中抜きがあまりにも法外であるとか、現場が過酷な労働環境に追い込まれる理由は複数考えられる。これが原因の根幹だ、と指摘することはちょっと難しい。ただ、このような過酷な状況にアニメ業界の人が追い込まれてしまう原因の一つとして、「好きなことを仕事にできているんだから、たと

    「好きなことを仕事にしてるんだから、薄給でも幸せ」という考えがみんなを不幸にする - 脱社畜ブログ
    yutamoty
    yutamoty 2012/09/27
    支払う側がそういう考えなのよくないですね
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