◆ プロトコル番号 ( IP Protocol Number ) プロトコル番号は、上位層のプロトコルを識別するための番号であり、IPヘッダに 8 ビット情報であります。 例えばプロトコル番号が 6 の場合はTCP、17 の場合はUDPとなります。プロトコル番号の枠は0~255です。 以下は主要なプロトコル番号表です。なお、IANAによるプロトコル番号の最新情報はこちらで確認できます。 ※ プロトコル番号 4 は「IP in IP」のプロトコル番号であり IP のプロトコル番号ではありません。そもそも 以下の一覧情報が、IPの上位層のプロトコル番号を識別するための番号であることを考えれば分かりますよね。 IANAがプロトコル番号 4 のKeywordを「IP」とするから紛らわしい。「IPinIP」とすれば良かったのですが。
ここまで説明してきたIPは、送達確認や順序制御の機能を持たないため、それだけでは信頼性が低い。IPの上位層に位置するTCPでは、通信の信頼性を上げるため数々の工夫がなされている。その手始めが論理的な伝送路を確保する「コネクション型の通信」である。 トランスポート層を担うTCP トランスポート層には大きく分けて2つの機能がある。それは、信頼性の確保とアプリケーション間通信の実現である。IPではパケットは送りっぱなしであり、途中でパケットがなくなってもそれをフォローする仕組みはない。 また、IPでは基本的にパケットは特定のホスト宛に送るものであり、どのアプリケーションで処理するかまでは考慮されていない。こうした欠点を補うのはトランスポート層の役割であり、TCP/IPではTCPがその役目を担っている。 信頼性を確保するコネクションの概念 通信には、コネクション型とコネクションレス型の2つの方法が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く