目的もなく街中を歩いていると、いつの間にか住宅地に迷いこんでいることがしばしばある。駅前を歩いていたつもりが、ふと気がついたら、一軒家が立ち並ぶただなかにいた──みたいな。 特に、何もかもがギュウギュウに押しこまれた東京23区では、それが日常茶飯事だ。 繁華街として名高い渋谷・原宿エリアですら、「ふらっと脇道に入ったら閑静な住宅街が広がっていた」なんてことがよくある。駅前や大通りの喧騒はどこへやら、道を1本挟んだだけで雰囲気が変わるからびっくり。あまりに空気が違うから、すわ異世界召喚か!? と期待してしまったじゃないか。まったく。 そして迷いこんだ先では高確率で猫と出会う。新マップの案内役だろうか。 ただ、繁華街や観光地とは異なり、わざわざ進んで見知らぬ住宅地を歩こうという人は少ないんじゃないかと思う。特に映える建物があるわけでなし、基本的には一軒家やアパートが立ち並ぶのみ。その土地に住ま
![千駄木『yorimichi cafe』可愛らしいカフェで食べる、やさしいドリア - ぐるりみち。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/22f73ee550853654f6347c3a8eb7f92f8f4c0e05/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fo%2Fornith%2F20180417%2F20180417225930.jpg)