「SNS疲れ」、「ソーシャル疲れ」といった言葉が広まって久しい。 Facebookなど実名を公表し、職場の人にまで個人が特定されているSNSでは、安易な投稿がトラブルの火種にならないとも限らない。そこまで大事にならないにしろ何かと気を使ってしまい、そんな億劫な思いをしてまでSNSを利用することに疑問を抱く人は少なくないだろう。 よりクローズドで少人数のサークル的なSNSや、ビジネスパーソンに特化するSNSなど、細分化が進み各SNSごとの特徴が色濃く出ている今、密かに再評価されているのがmixi(ミクシィ)である。 mixiは現在の10代にとっては「モンスト」などスマホゲームの会社という認識の方が強いかもしれないが、アラサーにとってはSNSの原体験ともいえるサービスだ。ゼロ年代後半、学生を中心に大流行したがTwitterやFacebookの台頭で利用者は減少、放置されたアカウントも増えていっ