ご覧いただきありがとうございます。 今回は「皮膚の働き」のご案内です。 ヒトの皮膚の働き 皮膚は体の表面をおおっており、体内を保護することが主な役目ですが、筋肉や骨格とともに、体を支える器官としての役目もあります。 主な働きとして、体内の保護作用、体外の保護作用、知覚作用、呼吸・吸収作用、体温調節作用、分泌作用、排泄作用などがあります。 対内保護作用 体の抵抗力(免疫)やアレルギーの抗体を作る作用があります。 これは、皮膚に送られた、リンパ球、ランゲルハウス細胞、貪食細胞組織球などの共同作業によって作られます。 対外保護作用 この役目は皮脂膜と角層が担っています。 皮脂膜が表皮全体をおおって表皮にうるおいを与え、表皮の乾燥を防ぐと同時に、ほこりや細菌などを吸着して、角質とともに、あかとなってはがれ落ちます。 これにより細菌などの侵入を防止しています。 また、表皮細胞内に吸収された、メラニン