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ブックマーク / blog.nic.ad.jp (10)

  • 米国通信品位法第230条をめぐる動き – JPNIC Blog

    dom_gov_team 2021年2月8日 インターネットガバナンス 「インターネットを創造した26ワード」[1]とも呼ばれ、トランプ政権の時に大統領自身のツイートにTwitter社が警告を付けた後に、法律の解釈と施行を変えようとする大統領令を発行してニュースになった、米国の通信品位法について調べてみました。 通信品位法とは 正式名称は1996年通信品位法(Communications Decency Act of 1996; 略称CDA)[2]で、これは1996年電気通信法(Telecommunications Act of 1996; Public Law No: 104-104)の第5編(Title V)に相当します[3]。具体的には、猥褻物を規制しようとしたものです。 提案時にはインターネットサービスプロバイダ―(ISP)が利用者間でやり取りされるデータに責任を持つことになってい

  • IW2020の配信の構成について – JPNIC Blog

    tech_team 2020年12月23日 Internet Week JPNICのイベント インターネットの技術 年度のInternet Weekは、2020年11月17日から11月27日のうち7日間、オンライン配信にて開催されました。皆様ご参加されましたでしょうか? 今回の記事では、その配信をどのように行ったのかについて解説いたします。 構成情報は、C43「初のオンライン開催を支える!IW2020動画配信の裏側」でのご紹介の内容を元に、セッションではご紹介できなかった課題点などもお伝えしたいと思います。 当記事で利用しているスライド、画像、構成の構築や当日の諸オペレーションは、Internet Week 2020配信チームの皆様のご協力で成り立っております。改めて感謝を申し上げます。 Internet Week 2020の配信は、JPNICに設けたスタジオで行いました。 システム構成

  • .COMのレジストリ契約更新 – JPNIC Blog

    2020年3月27日、ICANNの事務総長 Goran Marbyは、”ICANN Decides on .COM Amendment and Proposed Binding Letter of Intent between ICANN and Verisign”(ICANNは、ICANNとベリサインとの間の.COM契約更新と意向表明文書に関して決定を下した)と題したBlog記事を公開して、ベリサインとの.COM契約の更新を完了したことを伝えました。 ICANN Decides on .COM Amendment and Proposed Binding Letter of Intent between ICANN and Verisign

  • 元号ドメイン名狂騒曲 – JPNIC Blog

    dom_gov_team 2019年4月4日 ドメイン名 世間の注目を集める中、2019年4月1日に新元号として「令和(れいわ)」が発表されました。この新しい元号は、1ヶ月後の5月1日0時から使われることになります。平日の発表でしたが、職場でもWebやテレビなどでその瞬間を見守っていた方も多いのではないでしょうか。 天皇陛下の生前退位は江戸時代である1817年の光格天皇の退位以来約200年ぶりで憲政史上初ということですが、今回は改元の1ヶ月前に新元号が発表されるということもあり、さまざまな分野で新元号に関する話題が盛り上がりました。そういった話題の中で、今回はインターネットに関連して、ドメイン名に関する話を取り上げてみたいと思います。 SNSやネットメディア、テレビなどで目にされた方もいるかと思いますが、新元号の発表に関連して、新元号と同じドメイン名を登録しようという動きが一部で大変盛り上

  • root-servers.orgがKSKロールオーバーの最終作業実施時において大量のクエリを観測と報告 – JPNIC Blog

    tech_team 2019年4月4日 インターネットの技術 root-servers.org による運用報告 2019年3月28日、ルートサーバを運用するオペレータの集まりである root-servers.org から、ルートゾーンKSKロールオーバーの運用に関する最終段階を終了したとの報告が発表されました。 Operational Statement on the final step in the KSK Rollover これまでご報告してきましたとおり、ルートゾーンKSKロールオーバーとは、ルートゾーンに含まれる古いKSKである通称 “KSK-2010” を、新しい鍵の “KSK-2017” に更新する一連の作業です。 最近の流れとしては、実質的なロールオーバーとなる、署名鍵をKSK-2010からKSK-2017に変更する作業が2018年10月11日に行われました。また、2019

  • IW2018 NOC事後報告_前編 – JPNIC Blog

    今回は、通常のSSIDと、2.4GHz接続専用提供のSSID、nat64 NW用のSSIDに加え、セキュア公衆無線LANローミング研究会様の認証基盤を利用させていただき、cityroamとeduroamのSSIDの提供を行いました。 まずは、SSIDごとの利用の状況を紹介します。殆どの端末が通常のSSIDに接続されて利用されていましたが、eduroamやNAT64も常時一定の利用が確認できました。 NWの論理構成は以下の図のようになります。認証されたそれぞれの端末はユーザ用NWか、NAT64用NW、もしくはNOC用NWに接続されるよう設計されています。 昨年のハンズオンセッションにて、外部のクラウドを利用する場合に、NATを利用していることで接続に支障がでるケースがありました。 そこで、今年は対策として、ユーザへ払い出すIPアドレスはイベント用のアドレスをJPNICで用意し、JPNIC A

  • ICANNによる非公開WHOISデータへのアクセスモデル案 – JPNIC Blog

    dom_gov_team 2018年7月6日 インターネットガバナンス ドメイン名 WHOISをGDPRに準拠するための柱の1つである、非公開WHOISデータへのアクセス方法案がICANNより公開されました。 欧州連合の一般データ保護規則(GDPR)へのgTLD WHOISの対応が進みつつありますが、2018年3月のブログ記事「ICANNによるGDPRに対応するWHOISモデル案について」にて「公開されないWHOIS項目へのアクセス」として記載した以下の部分 認証された第三者である要求/利用者のみに、定義された項目群へのアクセスを提供することになります。要求/利用者は、サイバー犯罪に対処することになる法執行機関およびドメイン名紛争に関連するためと思われますが、知的財産弁護士/弁理士が想定されています。要求/利用者認定プログラムは、政府諮問委員会(GAC)へ相談しながら策定されることになると

  • ICANNによるGDPRに対応するWHOISモデル案について – JPNIC Blog

    dom_gov_team 2018年3月12日 インターネットガバナンス ドメイン名 稿では、分野別トップレベルドメイン(gTLD; generic Top Level Domain)の登録者/組織情報のディレクトリであるWHOIS/登録データディレクトリサービス(RDS)の、欧州連合(EU)一般データ保護規則(GDPR)への対応案として、ICANNが2018年2月28日に公開した提案内容および関連情報について簡単に説明します。 GDPRとは そもそも、欧州で個人データプライバシーについて厳格なのは、第二次世界大戦およびその後の冷戦時に、サーベイランスおよび歯止めのきかない個人データ利用(民族や人種などによるふるい分け)がなされたことに端を発しているということです。EU一般データ保護規則(GDPR)とは、1995年に制定されたデータ保護指令(Directive 95/46/EC)を上書き

  • NAT64/DNS64~作ってみた/使ってみた~ – JPNIC Blog

    tech_team 2016年8月17日 インターネットの技術 先日、NAT64およびDNS64技術について当ブログにて紹介させていただきました。その後行った環境の整備や、あるイベント向けにNAT64環境の構築を行った際に、幾つかの構築上の留意点がありました。皆様がNAT64の利用環境を構築される際にご参考としていただければと考え、今回ご紹介させていただきます。 ■端末の動作関係 1.Android端末向けのIPv6アドレス自動設定には、RAでのDNSアドレスの配布が必要でした。 当記事執筆時点のAndroid端末はDHCPv6に対応しておらず、IPv6DNSアドレスを配布するには、RAでDNSアドレスを配布する RDNSSオプションの設定が必要でした。(OS 5.02などの複数の端末で確認。) しかしながら、手元で利用可能な機器ではRDNSSオプションが発行できるものがなく、安価なブロ

  • NAT64およびDNS64技術のご紹介 – JPNIC Blog

    tech_team 2016年6月22日 インターネットの技術 IPv6の普及には、その段階に応じて個々の端末の持つIPアドレスに対してより多くの到達性を与えるために、さまざまな仕組みが考えられ利用されてきました。 IPv6の導入が始まった段階では、IPv4のネットワークが海のような広大な状態であるのに対し、IPv6はネットワークの小規模な範囲からの対応が進むことから、島のような状態であると例えられることがありました。現在はそのIPv6の「島」の拡大が進んでいる状態であるといえます。 一方、IPv6の普及がこのまま進みますと、いずれは広大となったIPv6のネットワークに接続した端末から、徐々に規模を縮小し、逆に島のような状況となったIPv4ネットワークにアクセスするような状況となることが考えられます。そのような状況で助けとなるのが、今回ご紹介するNAT64とDNS64技術です。 先日JPN

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