FlowtypeやTypeScriptは静的解析によって事前に型違反を検知することができる。JavaScriptは動的型付けの言語であり、本来はランタイムにしか型が出現しない。 FlowtypeとTypeScript、ともに「それ自身がランタイムではない」というのが特徴であり、一種のLintツールだと言うことができる。ランタイムではないがゆえに、嘘の事前条件を与えることでそれらを騙すことができるし、自らに有利な制約を追加できるという柔軟性を持つ。 JavaScriptの現実においての型 例を出そう。 type MyUtil = { foo(v: string): number; }; const util: MyUtil = new HogeUtil(); util.foo(1) //=> type error HogeUtil は何かしらのユーティリティ関数の詰め合わせだが、fooにしか