安倍晋三元首相が会長を務めた自民党の保守系議員連盟「創生日本」が21日、安倍氏の死去後初の会合を開いた。この日は安倍氏が存命なら68歳の誕生日に当たる。中曽根弘文会長代行は「安倍氏の遺志を引き継ぎながら、国家の重要課題に取り組んでいく」と述べ、活動を活発化させる考えを示した。 議連は、平成19年に中川昭一元財務相が立ち上げた「真・保守政策研究会」が前身で、21年の中川氏の死去に伴い安倍氏が会長に就任した。現在は自民の国会議員約130人が所属する。 この日の会合には萩生田光一政調会長や加藤勝信厚生労働相ら国会議員約30人が出席。安倍氏の後任会長は当面置かない方針も確認した。 会合では、米政策研究機関「ハドソン研究所」前所長のケネス・ワインスタイン氏が講演し、「安倍氏が提唱した『自由で開かれたインド太平洋』は世界ブランドだ。民主主義の真のリーダーだった」と述べた。 今後は、安倍氏の政治理念や政