在宅で仕事をする日が増え、腰に痛みを感じていませんか? 新型コロナウイルスの拡大によって大きく変化したわれわれの働き方。 特に、テレワークで時に気を付けたいのが腰痛です。 腰痛研究・対策の第一人者として数多くの著書を出版し、テレビにも多数出演されている東京大学附属病院の松平浩先生にお話を聞きました。 コロナ禍、テレワークの普及によって懸念される腰痛の発生・悪化 最初に、松平先生のプロフィールについてお聞かせいただけますか。東京大学医学部付属病院 22世紀医療センターの松平浩と申します。 腰痛に関わる研究や、痛みや転倒予防(※)、最近では生活習慣病や口腔機能低下症予防の体操開発も行っています。 そしてビジョンの一つとしてプレゼンティーズムをゼロにすることを掲げ、腰痛の研究だけでなく、仕事と治療の両立支援を含む健康経営に寄与する仕事にも力を入れています。 腰痛体操については、NHKの「きょうの