それではフォント名の指定方法から確認していきます。 フォントには大きく分けて物理フォントと論理フォントがあります。物理フォントとはJavaアプリを実行している環境に実際にインストールされているフォントのことで、例えば「MSゴシック」などがそうです。ただし物理フォントを指定した場合には、環境によってはそのフォントが存在しない場合もあります。例えばWindowsのフォントを指定した場合にMACなどでフォントが存在しない場合もあります。 そこでJavaでは論理フォントが用意されています。論理フォントはそれぞれ物理フォントに対応するようになっており、例えば論理フォントの1つである「Serif」フォントを指定した場合には「Serif」フォントに対応した物理フォントが実際には使われます。 論理フォントを使うことでどのような環境でも使用できるプログラムの記述が可能になります。ただし論理フォントがどの物理