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ブックマーク / thoughts.asablo.jp (6)

  • 昭和に生まれて(1): 気がつけば82歳

    昭和2年5月6日の未明に生まれたそうだ。 父母は明治、姉と兄は大正で、自分だけが昭和に生まれたって子供心にもチョッと誇らしかった。 昭和とともに歩んで、振り返ると波瀾万丈だったと思う。 地域差も大きかったが、自分の観て来た事を覚えているうちに書いて置きたくなった。 無論、思い出せるのは2〜3歳になってからのことだけど、数年前に亡き兄の家で大昔の写真を見て懐かしくカメラで撮らせてもらった。 昭和初期は、旧式なカメラも一応有ったが、正月には写真館に行って家族写真を撮るのが恒例だった。 父は背広、子どもは洋服が定着していたが、母の世代の洋装は珍しかったようだ。 私が物心ついてからの記憶より、古めかしく思える。 勘定すると、当時の私は7ヶ月と少しかな。 92年前の写真に、それから歩んで来た人生を思います。

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    yz_s 2019/09/13
    10年もブログ続けてらっしゃるのねえ。どうぞお元気で。
  • 90歳の誕生日: 気がつけば82歳

    朝、目が覚めて 「ああ 今日は誕生日」と感慨ひとしおだ。 朝早く産まれたって、こどものころ母から聞いていた。 90歳のこの日が迎えられたナンテ夢のよう。 戦時中は一寸先は闇、医学も進んでなくて若い人達は結核で、父母も含めて中年の多くの方が肺炎や癌で亡くなった。 昔のことを語り合える親族は誰も居なくなって淋しい。 でも生かせてもらって今の幸せな日々に感謝の念でいっぱいです。 誕生祝いは皆の都合で来週なのだけど、ちょっと遠くの家人がお赤飯を炊いて、私の大好きなご馳走と、バースデーケーキを持ってお祝いに来てくれた。 嬉しかったなぁ。 彼女が高校で一緒だった時からよく遊びに来てくれていたから想い出話やお友達の近況も含めて話が弾む。 無論、ヒマゴちゃん達のことも。 来週の誕生祝いに皆に会えるのが楽しみだ。 自分で何とかしようと思いながら延び延びになっていた床のメンテナンスも二人でさっと遣ってくれて有

    yz_s
    yz_s 2017/05/07
    どうぞまだまだ、お元気で。
  • サクラ満開: 気がつけば82歳

    午後には雨模様という天気予報を見て大急ぎで桜並木の広場に出掛けた。 年々、遠さを感じるようになったが桜が観たい一心で公園のなかを歩いた。 白木蓮はもう盛りを過ぎて花弁に茶色が目立つが、ユキヤナギは真っ白な見事なウエーブをえがいている。 やがてふんわりピンクがかった満開のさくらが目いっぱいに飛び込んで来た。 長い長い芝生の広場の両脇に桜並木が続いている。 見事に咲き切っているが、みなシッカリ枝についている。 十日前にはまだ赤い蕾みだった筈なのに。 今年も観られたって感慨が込み上げる。 サクラって何だか特別なんだなあ。 芝生にじかに足をなげだして座り込みスケッチブックを拡げた。 今日はチョット大きめにして水彩パレットと筆に水もリュックに放り込んで来たから30分位はかけて描こう。 水をたっぷり含ませた筆で先ずピンクを画面いっぱいに。 それだけでもう楽しくなって来た。 夢中になっていてフト周囲を見

    yz_s
    yz_s 2014/04/02
    わあ、いいなあ
  • 新しい体験: 気がつけば82歳

    今日のアトリエは特別企画で、新進気鋭のお若い方のヴァイオリン演奏を聴きながらクロッキーするという贅沢な授業だった。 「描けなかったら演奏会にのつもりで聴くだけでもいいよ〜」 と先生は笑いながらのたまうけれど、滅多に無いチャンスだし、素敵な青年を描かなくてどうする。 20分ずつだけど静止していない人物を描写するのは難しい。 表現方法を試行錯誤しながら4枚描いた。 想いには遠く及ばないけれど凄い刺激で面白かった。 終ってから先生に 「どれが一番ましですか?」 と伺ったら動きを意識した添付写真の上のを 「これ面白いと思うよ」 と。 嬉しかった。 でも演奏して下さった方に似ているのも添付する。 贅沢な時間だった。 その感激を少しでも絵に表せる様に成りたいとつくづく思う。 寄る所が有るので昼せずに帰途に着いたが乗換駅のM百貨店が改装バーゲンをしていて欲しかったブーツとリュックを買い店員さんの勧めで

    yz_s
    yz_s 2014/01/18
    これは面白そうですねぇ。
  • セミナーに出席して: 気がつけば82歳

    人生振り返り講座」の二回目に出席してきた。 前半は臨床心理士の先生の講義で 「老年期における心理的変化」 「老人性うつ病の特徴」 「認知行動療法とは」 などの基的な説明で幾つかの例をあげての解りやすい話だった。 お若い女性の先生で、最初はそのお若さで老人心理って実感されるかしらなどと失礼なことをチョット思ったが矢張り専門家だと納得、勉強になった。 後半の一時間は車座に机を並び替え談話形式で自分史を振り返ってその時々の幸福度のグラフを書くことに。 リーダーの年配の教授が簡単な書き方の例を示してくださり、各自取り組んだ。 子供の頃、女学校、女専、結婚、家庭、仕事、夫の定年後などの時期の幸福度の折れ線グラフは書いてみるとなかなか興味深かった。 経済的なことや社会情勢(例えば戦争前後)と自分の幸福度は全然一致していないのにも驚いた。 何だかとても面白かったし過去を懐かしく思い出した。 無論、個

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    yz_s 2013/10/29
    『人生振り返り講座』というタイトルにまずびっくり。 / お年召した方がこういうセミナーやお教室に行くのって、大事なことなんだろうな。
  • 独り暮らしって: 気がつけば82歳

    台風一過 今朝は雲一つない青空だ。 週一回の洗濯機を回し、これも週一の掃除機をかける。 無論チョットした掃除は気が付けばしているが、昔は考えられなかった家事の簡素化だ。 一応主婦して来たものは自分のためだけにやる気は起こらない。 事は栄養のバランスと必要量摂れれば良しとしてしまうから、料理は至って杜撰だ。 独り暮らしも10年、こんなものかな。 昨日の「敬老の日」でTVや新聞を垣間みながらちょっと老いの独り暮らしについて考えた。 すべて自分のために使える時間って贅沢だと思う。 それなのに何もする気が起こらなくてボ〜ッとしているうちに日が暮れたときの虚しさ。 遣らなければならない事がいっぱい有ったから、遣りたい事への憧れと喜びが強かったのだと今になって解る。 夕べも思い付いて溜っていた家計簿の集計と分析をしてみた。 独りの人間が生きていくのはこれだけお金が掛かるんだ。 無論ささやかなのだけど

    yz_s
    yz_s 2013/09/17
    "一応主婦して来たものは自分のためだけにやる気は起こらない。 " 約20歳年下のうちの母がほとんど同じことを言っていた。
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