シェルスクリプトをデバッグするにはで説明したデバッグ方法は、シェルスクリプト内のすべての実行状況が出力される。そのため、長いシェルスクリプトでは出力される情報が膨大になり、問題の個所を調べるのに時間がかかる。そこで、調べたい部分だけ実行状況を出力する方法を紹介する。 シェルスクリプトの一部分だけをデバッグするには、その部分を以下のように「set -x」と「set +x」で囲む。 #!/bin/sh デバッグが必要ない部分 set -x ←実行状況の出力を開始 デバッグが必要な部分 set +x ←実行状況の出力を終了 デバッグが必要ない部分
のように実行してもよい。-xオプションにより、コマンドの実行状況が標準エラー出力に出力される。 例として、以下のシェルスクリプト(backup.sh)を作成する。 #!/bin/sh TIME=`date +%y%m%d` while [ $# -gt 0 ] do cp -r $1 $1.$TIME shift done$ /bin/sh -x backup.sh gterm-error01.png sample.pdf ++ date +%y%m%d + TIME=050824 + '[' 2 -gt 0 ']' + cp -r gterm-error01.png gterm-error01.png.050824 + shift + '[' 1 -gt 0 ']' + cp -r sample.pdf sample.pdf.050824 + shift + '[' 0 -gt 0 ']
MeCab に至るまでの形態素解析器開発の歴史等はこちらをご覧ください メーリングリスト 一般ユーザ向けメーリングリスト 開発者向けメーリングリスト 新着情報 2008-02-03 MeCab 0.97 マルチスレッド環境で辞書を開くときの排他制御がうまくいっていなかったバグの修正 Windows版でインストール時に辞書の文字コードを指定できるようになった 一部のコンパイラで正しくコンパイルできなかった問題の修正 部分解析モードを変更するAPI の追加 (Tagger::set_partial()) ラティスの生成レベルを変更するAPI の追加 (Tagger::set_lattice_level()) 温度パラメータを変更するAPIの追加 (Tagger::set_theta()) 全候補出力モードを変更するAPIの追加 (Tagger::set_all_morphs()) 2007-
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く