2009/05/28 「決してWebをあなどってはいけない」(Never underestimate the Web)。Google I/O 2009初日の基調講演でシュミットCEOに続いて登壇したのは、米グーグル バイス・プレジデントのビック・グンドトラ氏だ。ゆっくりと一語一語を区切りながら語り始めたグンドトラ氏の言葉には重みがある。彼は元マイクロソフト社員で、まさにWebをあなどっていた側にいたからだ。 グンドトラ氏はWindowsプラットフォームを唱道する立場にあった。彼に限らず、マイクロソフト社員の間には、ネイティブアプリケーションでなければできないことがあるとする見方が一般的だったという。「Keyholeという会社が出てきたとき、彼らが持つようなアプリケーションこそ、ネイティブでなければできないものだと言っていた。ところがグーグルは2004年11月にKeyholeを買収し、Goo
調査会社Net Applicationsが先週記者団に、「Googleはカリフォルニア州マウンテンビューの本社から流している一部トラフィックの出どころを隠している」と語ったことを覚えているだろうか。 Googleがこれに反論する形で今週リリースした「Native Client」は、オープンソースのランタイムエンジン、ブラウザ用プラグイン、コンパイルツールをセットにし、コンピューティングデバイス上のWebアプリケーションパフォーマンス向上を目指す。Native ClientをGoogleのChromeブラウザおよびGearsと組み合わせれば、MicrosoftのWindowsキラーとなるWeb OSができるとの見方もある。 わたしはNative Clientに携わったGoogleのエンジニアリングディレクター、ライナス・アプソン氏と、Native Clientのエンジニアリングマネジャー、ブ
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