クラウド・コンピューティング環境を制御するソフトウェア、「AppLogic」を開発する米3tera(スリーテラ)が、国内独占販売代理店であるネットワンシステムズのプライベート・カンファレンスで自社の事業を説明した。 プレスリリースなどでは「グリッドOS」と表現されていて誤解を招きそうだが、AppLogicはクラウド・コンピューティングあるいはPaaS(Platform as a Service)のサービスを構築・運用するための環境を一括して提供するソフトウェア。オープンソースのXenをハイパーバイザとして利用し、この上で仮想サーバとして各種アプリケーションを稼働できる。アプリケーションへの負荷が高まってくると、自動あるいは手動で同構成の仮想マシンを追加的に起動し、スケールアウトすることができる。 「ITに投資するより、利益に直結する投資をしなければならない企業がある。一方でITを十分に活用