概要 USのITエンジニアへの標準パスはUS大学院でCS等の学位を取ること。 しかし日本のCS Ph.D.も実はそこそこの裏道として機能する。 著者は日本でPh.D→USでポスドク→ソフトウェアエンジニアとしてUS企業に転職してきたが、節目節目で主にビザ的観点から博士号に大いに助けられてきた。 数ヶ月に一度ネット界隈をバズらせる、「シリコンバレーのエンジニアはXXXX万円もらっている!エンジニア諸君は日本を出てアメリカに行くべき!」系の記事と、それに対する「そんなに簡単にビザ取れるかよ」の声。その度に便乗して何か書くかなーと思うも機会を逃していたが、この度Google(主に東京オフィス)の皆さんが「私はこうしてGoogleに入った(なぜか給与情報つき)」ブログを量産しているのに触発されて、日本ではそれほどメジャーでないと思われる経路でUS企業のソフトウェアエンジニアになった自分の話でもしよ