内閣府が15日、発表したことし7月から9月までのGDP=国内総生産は、前の3か月と比べた実質の伸び率が年率に換算してマイナス3.0%と、2期ぶりのマイナスになりました。 データでみると、この時期は新型コロナウイルスの急速な感染拡大で緊急事態宣言が出され、消費が低迷したほか、世界的な半導体不足などの影響で自動車などの生産が大きく落ち込んでいました。 感染拡大で消費全体は低迷 こちらのグラフはクレジットカードの利用情報をもとに消費の動向をみた調査の結果です。この時期は全国の一日の感染者数が2万5000人を超えるなど感染が急速に拡大し、各地に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されていました。 このため、感染拡大前と比べ交通や旅行、外食を含む「サービス消費」が落ち込んだ状態が続いていることが分かります。 いわゆる巣ごもり需要で「ネット通販」は大きく伸び、「モノ消費」も堅調に推移しましたが、「サ