ミケランジェロ・ビストレットの作品。 2008年11月30日まで横浜で、横浜トリエンナーレ2008が行われている。この美術展の3つあるメイン会場のうちの一つ”新港ピア”の会場構成を西沢立衛建築設計事務所が手がけている。 巨大な倉庫のような外観の建物は松本陽一設計事務所が設計した。非常に即物的に作られた倉庫のような建物で、西沢事務所がデザインした展示空間との関係は既存の建築をギャラリーにリノベーションしたような雰囲気を醸し出している。 会場の平面図。太線部分が建物の躯体。細い線が西沢立衛建築設計事務所による展示構成。建物との余白も動線となるように計画されている。 エントランスホール。展示スペースの裏側はベニヤを支える鉄骨があらわになっており、表と裏の関係がはっきりと表現されている。この即物的な表現は、建物の躯体の即物さとも呼応する。 空間の大きさと展示壁面の高さは非常に計算されている。 荒川
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