JR東海は10日、東海道新幹線新大阪駅の改良により、2014年春から、1時間当たりの新幹線の最大運行本数を、現行の14本から15本に増やす考えを明らかにした。台風や降雪で乱れた運行ダイヤの回復も早くなる。 「のぞみ」の1時間当たりの最大運行本数を9本から10本に増やす。 東海道新幹線は、03年10月の品川駅の開業で、のぞみ中心の最大運行本数12本のダイヤを組めるようになった。その後、電力設備の増強や、車両を増やすことで、09年3月から14本態勢にしていた。 新大阪駅の新幹線線路は20番線から26番線までの7本。工事により27番線ができ、8本となる。回送電車を入れる引き込み線も、2本から4本に増やす。(伊沢友之)