秋田県湯沢市の公園に生後間もない女児が置き去りにされた事件で、秋田県警湯沢署は19日、母親で県南部の高校2年の女子生徒(16)を保護責任者遺棄致傷容疑で秋田地検に書類送検した。 秋田地検は同日、女子生徒と交際していた女児の父親で、保護責任者遺棄容疑で逮捕、同致傷容疑で送検されていた県南部の別の高校に通う2年の男子生徒(16)と、女子生徒を、保護責任者遺棄致傷の非行事実で秋田家裁に送致した。秋田家裁は男子生徒の観護措置を即日決定。男子生徒は秋田少年鑑別所に収容された。 湯沢署の発表などによると、女子生徒は5月7日午前2時25分頃、男子生徒と共謀し、湯沢市古館山の市中央公園にある野外ステージのベンチに女児を遺棄し、重度の低体温症を負わせた疑い。 調べに対し、女子生徒は「家族に相談できず、お金もなく、処置に困って置き去りにした」と供述しているという。 女児は同日午前6時半頃、通りがかった女性に発