【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリンを含む大半の地域で24日、新型コロナウイルスの第3波抑え込みに向け、夜間外出禁止など全国一律の強い規制策が初導入された。ドイツでは1日の新規感染者が2万人を超す日が続き被害は深刻だが、連邦制のため州によって対応に濃淡があり、メルケル首相が統一的な方策を求めていた。 夜間外出禁止は隣国のフランス、オランダ、ベルギーなどでも導入された。 強い規制策は「緊急ブレーキ」と称され、過去7日間のうち、人口10万人当たり100人以上の新規感染者が3日連続で出た地域に適用される。保健当局によると、全国412地域の約8割が対象。