2月最初の日曜日、早起きしてJR根岸線に乗った。目的地の磯子駅が近づくにつれ、車両に「神奈川県走友会連盟」の黄色いキャップをかぶった人が目立ちだす。第38回神奈川マラソンだ。エントリーは先着順8千人、ハーフと10キロ(日本陸連公認コース)で競われる市民マラソン大会。神奈川県走友会の皆さんはボランティアとしてランナーたちの世話に当たられる。なので、磯子駅下車の後は黄色いキャップの皆さんについていくことにした。初めて大会を取材する僕もこれなら迷わない。 そして神奈川マラソンの最大の特徴は電車アクセスの良さなのだった。驚くなかれ、磯子駅から徒歩200メートルだ。駅舎から磯子産業道路を隔てた真向いに「日清オイリオグループ横浜磯子事業場」が所在する。その全面協力のもと、設備や敷地をお借りして行われてきたのがこの大会の歴史だった。 だから、黄色いキャップに導かれるようにして、正門から敷地内に入ったとき
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