OCP 4.2で専用のInfra nodeを作成してルーター、内部レジストリー、モニタリング、ロギングを移動するopenshift この投稿はOpenShift Advent Calendar 2019の21日目の記事です。 OCP 3.11では、OCPのインストール時のAnsibleのインベントリーファイルで、nodeの変数としてopenshift_node_group_name='node-config-infra'を指定することで、専用のインフラストラクチャーノード(以降infra node)をインストール時に構成することができました。 (OCP 3.11 Docs / クラスターのインストール / 4. インベントリーファイルの設定) 専用のinfra nodeを構成することで、ルーター、内部レジストリー、モニタリング、ロギングなどのサービスを、master nodeや、worke
本記事は 赤帽エンジニア Advent Calendar 2019 の17日目のエントリです。 はじめまして。 Red Hat でコンサルタントをしている白川です。今年6月に Red Hat に入社してから初めての投稿となります。 今回 Red Hat CodeReady Workspaces の最新バージョンである 2.0 を触ってみたので、 1.2 からの機能強化の 1 つである devfile を利用して CodeReady Workspaces で開発環境をコードとして管理する方法を紹介したいと思います。 はじめに サービスやプロダクトを開発する際に、プロジェクト、あるいはチーム間で開発環境をどう共通化し、共有するのか、という問題があると思います。 例えばチームに新しいメンバが入ってきた場合、まず環境構築手順の共有と構築作業が必要となります。 よくある方法として、 Readme な
本記事は、OpenShift Advent Calendar 2019 の6日目です。 はじめに OpenShift Container Platform (OCP) 4.2 のリリースから少し遅れた 2019/10/31 に Cluster Application Migration (CAM) tool が GA (General Availability) になりました。 OCP 4 では OCP 3 から大幅にアーキテクチャが変更になったこともあり、OCP 3 から OCP 4 へアップグレードすることができないため、以下の2つのマイグレーションツールが提供されています。 Control Plane Migration Assistant (CPMA) Cluster Application Migration (CAM) tool 本記事では、OCP 3 クラスタ上のアプリケーシ
本記事は OpenShift Advent Calendar 2019 の5日目のエントリです。 OpenShift の CLI ツールの1つである OpenShift Do (odo) をご紹介します。 OpenShift Do (odo) とは? OpenShift Do (odo) は、 開発者が OpenShift 上で動作するアプリケーションの開発時によりよい開発体験を得られることを目的として開発された OpenShift の CLI ツールです。 OpenShift の CLI ツールはこれまで oc, あるいは Kubernetes の CLI ツールである kubectl を利用するのが一般的でした。しかし、これらの CLI ツールは OpenShift および Kubernetes を運用管理する目的で開発されたツールであり、使いこなすには OpenShift および K
Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。OpenShift Advent Calendar 2019の2日目のエントリです。 OpenShift Service MeshはIstioの製品版ですが、通常のIstioをセットアップしたときと少し構成が異なり、Istio CNIというものが利用されています。 IstioはトラフィックをインターセプトしてSidecar proxyへ流すためにiptablesのルールを利用しています。このiptablesのルールをどのように適用するか、というところですが、通常のセットアップではInit containerがSidecar proxyと共にアプリケーションのPodへInjectされて利用されます。このInit containerはiptablesを利用するため、NET_ADMIN capabilityが許可されてい
Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 早いもので今年も12月がやってきました。皆さんにとってはどんな一年だったでしょうか? 自分は3月にRed Hatに入り、その後も福岡に引っ越ししたりとあっという間の一年でした。 さてもう一つ、12月は何と言ってもアドベントカレンダーの時期ですね! ということで、今年のOpenShiftなアドベントカレンダーはコレ! OpenShift Advent Calendar 2019 - Qiita ということで早速開始です!こちらは1日目のエントリになります。 前回記事では、OpenShift 4.2におけるネットワーク制限環境下でのインストールについて説明しました。 rheb.hatenablog.com 前回の後半でSamples Operatorの設定に関するパートがありました。 そこで十分に説明できなかった
Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 今回はOpenShift 4.2で追加された「ネットワークが制限された環境でのインストール」について説明します。 説明に使用する環境構成は以前に書いた記事と同様ですので、合わせてこちらもご参照ください。 rheb.hatenablog.com 本記事の章立てはこのようになります。 (2019/12/7追記。項目にOperatorの利用を追加) ネットワークが制限された環境でのインストール概要 検証環境解説 インストール手順解説 レジストリーホストの構築 UPIインストールの実行 アップグレード Operatorの利用 参考:Podmanコマンド ネットワークが制限された環境でのインストール概要 ネットワークが制限された環境は、英語ドキュメントではrestricted networkと表記されています。 他の呼
はじめに IBM CloudのOpenShiftのマネージドサービスである「 Red Hat OpenShift on IBM Cloud 」を使った「OpenShiftによるJava EEアプリケーションのモダナイゼーション」の記事を寄稿しました。 https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1911/15/news002.html その記事で使用している「 Red Hat OpenShift on IBM Cloud 」は有料サービスのため、たくさんの人に記事の手順を試してもらうのは難しいと思います。 そこで、無料で利用できるMiniShiftを使って、気軽にOpenShiftでJava EEアプリケーションのモダナイゼーションを体感してもらえるように、リライトしました。 今回はアプリケーション・データベース共に全てコンテナ化するケースを試したいと思
はじめに おはようございます、加藤です。皆さんはKubernetesを壊した事がありますか?私は今月2回ほど、破壊しました。 キャッチアップ中かつ、開発環境での話しなので、笑っていられますが、これが本番環境だったら恐ろしすぎますね。 唐突ですが、ここに本番環境では kubectl を使って操作しない事を誓います(ReadOnly権限の場合を除く)。 事件概要 先日、EKSにArgoCDをどうデプロイするか、設定をどうするか検証していた際に事件は発生しました。Kustomizeで、applyordeleteしたり、Namespaceのcreateordeleteを繰り返していました。その結果、タイミングの影響なのか以下のような奇妙な状況に陥りました。 Namespace: argocd は Terminating Applicationという名前の、CRD: demo-appが存在する 上記
先日、DO280(OpenShift Container Platform Administration I)の教育を受講してきました。 また、その翌日にEX280(認定試験)も受験してきました。 その際の記録を残しておきます。 DO280とは? 参加日程 教育(DO280)の内容について 認定試験(EX280)について 動機はなんだったのか? DO280とは? Red Hatさんの2020年度の事業戦略の3本の柱の一柱、「クラウドネイティブなアプリケーション開発」の基盤となる、OpenShiftのプラットフォーム管理者向けの教育コースです。 詳細については以下URLをご参照ください。 Red Hat OpenShift Administration I (DO280) 参加日程 以下日程で参加をしてきました。地方からの参加+翌日に同じ会場でEX280(認定資格試験)もあったので、3泊4日
昨夜~今朝でストレージ不足で成功しなかったRed Hat CodeReady ContainersでローカルOpenShift 4にチャレンジ。 必要なのはRed Hatの開発者アカウント(無料) 細かい手順は失敗編のこちら zaki-hmkc.hatenablog.com VMの準備(主にストレージ) [zaki@codeready ~]$ df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/centos-root 76G 978M 75G 2% / devtmpfs 3.9G 0 3.9G 0% /dev tmpfs 3.9G 0 3.9G 0% /dev/shm tmpfs 3.9G 8.9M 3.9G 1% /run tmpfs 3.9G 0 3.9G 0% /sys/fs/cgroup /dev/sda1 10
お久しぶりです。森 (@mosuke5) です。 最近、韓国・中国と行く予定があり、世界のおもしろ体験をいろいろしてきました。 中でも中国の未来コンセプトのホテル(Flyzoo)やスーパーマーケット(Hema)などなど。こちらは話すと長くなってしまうので別の機会に。。 さて、本題ですが、会社のとあるハンズオンにてOpenShiftへのアプリケーションのデプロイをopenshift-applierというツールを使っているのを見かけたので気になって調べてみましたので軽くご紹介です。 github.com openshift-applierとはなにか openshift-applierは、OpenShiftのオブジェクトをクラスタにデプロイするためのAnsibleのRoleです。 Ansibleを使ってOpenShiftやKubernetesクラスタにリソースをデプロイするには、k8sモジュール
In a previous blog, it was announced that Red Hat is making the OpenShift nightly builds available to everyone. This gives users a chance to test upcoming features before their general availability. One of the features planned for OpenShift 4.2 is the ability to perform an install in a restricted environment with limited access to the Internet or outside world. NOTE: OpenShift 4.2 has been release
IBM Cloud の Kubernetes サービスに 2019年7月で Red Hat OpenShift が加わった。このOpenShiftは、Red Hat がサブスクリプションでサポートするソフトウェアであり、Kubernetesの本来の機能に加えて、Red Hat の魅力的な機能が、たくさん追加されている。 その一端を知るために、IBM Cloud のOpenShift チュートリアルを実行しながら、KubernetesとOpenShiftの違いを確かめたメモである。 本メモは、OpenShift on IBM Cloud をデプロイした後に、oc login が成功して、ocコマンドが実行できる状態からの開始を想定している。oc login までの手順は、OpenShiftクラスタ管理画面のタブ「アクセス」に従ってセットアップできるので省略する。 バージョンの表示 最初にOp
OpenShift 全部俺 Advent Calendar 2017 OpenShiftやKubernetesではどのようにディスクが使われ、どのくらいのディスクを必要とするのでしょうか。PVを割り当てて利用する分は自明ですが、それ以外はどのようになっているでしょうか。 コンテナイメージにVolumeが定義されている場合、oc new-appはEmptyDirを割り当てるようになっています。 EmptyDirは実際にはコンテナホストのファイルシステムの以下の位置にマップされています。 /var/lib/origin/openshift.local.volumes/pods/${POD_ID}/volumes/kubernetes.io~empty-dir/${MOUNT_PATH} 実際にEmptyDirへの書き込みをやってみましょう。 $ oc new-project test-volu
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く