月刊チャージャー8月号 【調査】倉阪秀史教授に聞いてみました 「小水力発電」なんてショボいんでしょ? 再生可能エネルギーが注目されている。でも、発電の不安定さやコストの問題で、その実現性を疑問視する論調も目立つ。日本での再生可能エネルギーの可能性を推し量るとき、象徴的なのが「小水力発電」だ。千葉大学総合政策学科教授で、再生可能エネルギー普及のスペシャリストである倉阪秀史氏に、小水力発電と再生可能エネルギーについて聞いてみた! 倉阪秀史●くらさかひでふみ 1964年、三重県生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業後環境庁に入庁。温暖化やリサイクル、環境対策などの施策に携わる。その後、アメリカ・メリーランド大学客員研究員を経て1998年から千葉大学法経学部助教授、2008年から同教授。環境経済論、環境影響評価、地方環境税、廃棄物・リサイクル、企業の環境情報などを研究している。 【著書】
資源が豊富な元素である鉄とマンガンからなるレアメタルフリーの新規電極材料の開発に成功 ナトリウムイオンを用いた次世代のエネルギー貯蔵技術確立への可能性を示す 東京理科大学・総合研究機構 藪内 直明 (やぶうち なおあき)講師、同・理学部第一部応用化学科 駒場 慎一 (こまば しんいち) 准教授らの研究グループは、ナトリウムイオン電池用電極材料としてレアメタルを必要としない新規鉄系層状酸化物の合成に成功し、その研究成果に関して英国科学雑誌『Nature Materials』(http://www.nature.com/nmat/)において発表されます。 これまで駒場准教授らの研究グループは、現在高性能電池に広く用いられているリチウムの代わりとして、資源が豊富なナトリウムを電気エネルギー貯蔵に利用するという基礎研究を2005年から進めており、これまでに炭素材料と層状酸化物を用いることにより、リ
NECは、マンガン系リチウムイオン二次電池の高電圧動作を実現する正極と、高電圧動作時の安定性を向上した電解液を開発し、電池を試作しました。これにより、将来の電気自動車の航続距離延伸や、電池の軽量化に貢献します。 NECは現在、埋蔵量が豊富で安価なマンガンを正極に採用したリチウムイオン二次電池を開発・生産し、電気自動車や家庭用などの大容量蓄電池に搭載されています。しかし、重量当たりの容量(エネルギー密度)の向上が課題となっています。NECは、本課題の解決に向けて、電池の高電圧化や、それにより正極の表面で発生する電解液の酸化分解を抑制する電解液の開発を進めてまいりました。 このたび開発した正極と電解液により、電池の安全性を維持しながら(注1)、エネルギー密度を約30%向上し、大容量化・軽量化を実現しました。これにより、電気自動車の航続距離の延伸、蓄電システムの軽量化、セル数の低減によるバッテリ
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