こんにちは、ヨーロッパ班の松村です。「クーリエ・ジャポン3月号」では、創刊100号記念企画として、「世界のメディアが選んだ『時代を動かす』100人」という記事を掲載しています。ビジネスやIT、アーティスト業界など、10ジャンルで10人ずつ“大物”をピックアップする特集ですが、そこでぼくが担当したのは「泣く子もだまる『パワー・ゲイ』」というコーナー。男性に生まれ、男性を愛し、世界を変えた──というとやや大げさな感じがしますが、現在、世界で大いに活躍中の“パワー・ゲイ”10人を紹介しています。 多彩な顔ぶれの筆頭に挙げたのは、米国人のクリス・ヒューズ(29)。ヒューズは、ハーバード大学に在籍していた2004年に、ルームメイトのマーク・ザッカーバーグらと「Facebook」を立ち上げた人物です。その後08年には、バラク・オバマの大統領選でSNSキャンペーンを指揮し、“オバマを大統領にした若者”