覚悟を決めよ、鳩山政権 - It´s小(ショウ)タイム(田中康夫) - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース 加えて看過し得ぬのは、生活保護世帯への「優遇」ぶりです。 日本では、年収100〜200万円の勤労者が全体の12.6%、200〜300万円が12.8%。まさに「勤労者よりも恵まれた『不労所得』環境!」。所得税も住民税も国民年金も健康保険も給与から差し引かれ、働いても一向に苦しい方々が知ったなら、怒髪天をつく、でありましょう。 怒るところが間違っている。その年収300万以下の人々の給与明細を見ればわかるが、所得税住民税もさることながら、バカみたいに引かれているのが国民年金(厚生年金)と健康保険だ。健康保険料負担は所得に対する累進度合いが低く、国民年金にいたっては年収に関わらず同額である。しかも年金は、老人がさっさと死ぬことを前提とした賦課方式で、現役世代を苦しめる。