Ubuntuを含むLinux/Unix系のサーバーには、「ログインした時にメッセージを表示する」仕組みである「MOTD(Message Of The Day)」が存在します。本来はメンテナンスの予定日など、システム管理者からログインしたユーザーに伝えるべき情報を伝えるための仕組みです。 しかしながら常に何か伝えたいことがあるわけではなく、普段どのような情報を表示するかは、システムの設定に依存します。たとえばUbuntuの場合、何も設定しなければシステム情報を表示します。今回はUbuntuのやたらと情報過多なMOTDを整理する方法を紹介しましょう。 MOTDとISSUE 冒頭で述べたように、MOTDはユーザーがログインしたときにメッセージを表示する仕組みです。そこで何を表示するかはシステム管理者のセンスが問われます。一番シンプルなのは「急ぎで伝えることがないなら、何も表示しない」ことです。
![第755回 UbuntuにおけるMOTDの仕組みのすべて | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5a3d627876f00cb8e66167afde9073898d91f595/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2022%2F1902_ubuntu-recipe.png)