9割引きの破格値による国有地の払い下げ、学校用地決定前の小学校設置「認可適当」判断、地下埋設物撤去費用「8億1900万円」という根拠不明の算出――。 次々と不自然な点ばかりが明るみに出てくる「学校法人森友(もりとも)学園」(籠池泰典理事長)をめぐり、さらに驚きの事実が明らかになった。同法人は2014年、同法人が経営する「塚本幼稚園」に通う園児の保護者たちに向け、小学校開設のための寄付金を呼びかけていたが、その振込用紙にはっきりと「安倍晋三記念小学校」という名義が使われていたのだ。 IWJは、森友学園問題を追って大阪まで取材に行った際、塚本幼稚園に子どもを通わせていた保護者の方から、直接、寄付金の振込用紙の写真をいただいた。 2017年2月17日の衆院予算委員会で、民進党・福島伸享(のぶゆき)議員は、かつて「安倍晋三小学校」の名義で寄付集めが行われたこの「瑞穂の國記念小學院」をめぐり、安倍総